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ばんばの米づくり

ばんばの自然栽培米 

玄米食に挑戦したいあなたに。

ばんばの自然栽培米コシヒカリを。

ゆっくりと噛んで食べると、大地の息吹を感じることができます。

ばんばの自然栽培米

「手をかけ、目をかけ、心をかける」。ばんばの自然栽培の基本です。どこかで聞いたことのあるフレーズですね。子育ての基本と同じです。圃場に足を運び稲の状態をよく見て除草など必要な手助けをし、成長できるように見守ります。
そんなばんばの「自然栽培米こしひかり」は、コシヒカリ100% 農薬不使用・肥料無使用です。 種の準備(種子予措といいます)から、播種、育苗、本田(田植えから収穫まで)、一切農薬や肥料を使わず自然の力だけで栽培しました。「自然と共生し、自然の恵みをいただく」をモットーに農業に取り組んでいます。霊峰白山の麓、手取扇状地ならではの風土の恵みで育ったお米を皆様にお届け致します。




INDEX
自然栽培とは
環境にやさしい農業
食の安全と安心
自然栽培米ができるまで




自然栽培とは

スーパーで野菜や米など農産物を購入する際、有機栽培や特別栽培などの表示を目にされる機会があるかと思います。皆さんこれらの違いをご存知ですか?
栽培方法の名称については国や自治体独自の基準に基づいたものや各種団体の基準に基づいたものなどがあります。そのなかで、一般的に広く周知されている代表的な「慣行栽培」「有機栽培」「特別栽培」「自然栽培」についてご紹介していきます。なお、ばんばでは、慣行栽培、特別栽培、自然栽培をおこなっております。

稲のはな

慣行栽培

有機栽培や特別栽培農産物などの表示がない農作物は「慣行栽培」で作られたものと考えて問題ありません。慣行栽培は農薬や化学肥料などを必要に応じて使用しています。農薬は、国が定める法律の範囲内で安全に使用されています。

有機栽培

「有機栽培」、「オーガニック」という表示についてはJAS法の認定を受けたものです。
有機栽培とは農薬、化学肥料、化学合成土壌改良材を使わないで(ただし、指定された天然系資材の使用は認められています)、3年以上の移行期間を経過し、堆肥など(有機質肥料)による土づくりを行った場所で収穫された農産物をさします。
ばんばは、「有機JAS」の認定を受けておりません。これは、認定を受けることによって手続き等に必要となる時間を農作業に費やしたいと考えているためです。ばんばのお米は認定を受けていないので、有機栽培を行っているものでも販売する際に「有機」という言葉を使用することができません。

はるがきた

特別栽培

農産物が生産された地域の慣行栽培と比べて節減対象農薬の使用回数が50%以下、化学肥料の窒素成分量が50%以下で生産された農産物を「特別栽培農産物」といいます。節減対象農薬の使用回数と化学肥料(窒素成分)の使用量の双方が50%以下でなければ「特別栽培農産物」という表示はできません。

自然栽培

映画「奇跡のリンゴ」により、世界で始めて無肥料、無農薬でりんごを栽培された木村秋則さんが話題になりました。その木村さんが実践した栽培方法です。
自然栽培とは、農薬と肥料を一切使用しない栽培法のことです。自然が持っている力を最大限に引き出します。自然栽培は、何も手をかけずに放置する栽培方法ではありません。農薬や肥料に頼らない分、圃場に行き人の目で観察し、成長しやすいよう手助けをします。
ただし、自然栽培の農作物は天候等の影響をうけやすく、収穫量が安定しません。

稲刈り後アキノノゲシ




環境にやさしい農業


「地球温暖化防止」のために、クールビズやウォームビズの推進、輸送に伴うエネルギー(CO2)を減らし、地球環境への負荷を減らしていこうというという「地産地消」などの環境対策について耳にする機会が増えました。
ばんばでも、自然栽培に取り組むことで、環境にやさしい農業をめざします。
環境省の「環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書」に、「持続可能な農業は、飢餓の撲滅のみならず、環境負荷の低減にも寄与します。我が国では、単位面積当たりの化学肥料使用量は、欧州諸国と比較すると高いことがわかっています。過剰な施肥は農業の経営的な側面でも合理的ではない上、水質汚染を引き起こしたり、地球温暖化の原因となる一酸化二窒素を発生させ、環境に悪影響を与えます。」(出典H29環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書(環境省))とあります。自然栽培は、肥料や農薬を使用しないため、これら資材を生産するためのエネルギーコストを減らし、水域に排出し汚染や富栄養化を招くこともありません。また、自然栽培の水田では、草花や昆虫をはじめ色々な生き物が共生できるような環境づくりをめざし「生物多様性の保全」にも寄与していきます。

あきあかね




食の安全と安心

自然栽培は、簡単ではありません。同じ気候の年はないので、ばんばでは毎年、試行錯誤を繰り返し、この土地の風土にあった「ばんば流」の自然栽培の方法を模索しており、栽培方法が確立している、とは言い難い現状です。しかし、「アレルギーなどの有無に関係なく安心して食べることができるお米を作りたい」そんな思いから、安全で美味しいお米作りに取組み続けます。
最近、自然栽培米は、小さな子どもがいる家庭、妊娠中、授乳中の方、各種アレルギーにお悩みの方からのお問い合わせやご注文が増えています。そのような方は、口から入る食べ物は、安全なものを食べたいと強く思う傾向にあります。だからこそ、私たちは安心・安全ということも美味しさの大切な要素の一つだと考えます。

次に、栽培の過程を通じて作り手のこだわりを紹介します。




自然栽培米ができるまで


1~2月
●育苗箱の準備
育苗用の床土をつめます。

3月
●種の消毒
種子はJAより購入します。種苗法等の関係で自家採取の種子はコシヒカリという品種を明記できないからです。
種についている、様々な稲の病気の病原菌を殺すため、60℃の温水に10分ほど浸けて殺菌します(温湯消毒)。

●芽だし(催芽)
水槽に種もみ袋を沈め、芽が出るのに必要な水分を水温にもよりますが1週間~2週間位かけて吸水させます。その後、30~32℃の温度管理をして、いっせいに芽を出させます。この作業を催芽といいます。

●耕起
田んぼの土をトラクターで耕し、田植えにそなえます。 土は乾かすことを基本とし、乾いた時に出来るだけ粗く耕します。田植え1ヶ月以上前までに耕します。土を乾かすために、収穫後圃場にサブソイラーをかけます(弾丸暗渠)。

荒起し

4月
●播種
播種機を使って、芽出しをした種を均一にまきます。 まいた後はうすく土をかぶせます。

●苗を育てる
苗はビニールハウスや露地で育てられます。ビニールハウスではこまめな温度管理と水やりなど水管理に注意します。


5月
●田に水を入れる(代かき)
田に水を入れ、トラクターで土の表面が平らになるようにならしていきます。

ばんばの自然栽培米代掻き

●田植え
田植え機を使って、苗を植えます。

●水管理、除草
田の水が少なくなったら水を足し、多すぎる時は水門を開けて水を抜いたり、きめ細やかに水量を調整します。
また、一週間に一度程度除草をします。機械や人の手で圃場の中の雑草をとります。ばんばでは田んぼとの距離が近い手押し機械を使用する方法が主な除草方法です。この後、稲の赤ちゃん(幼穂)ができるまで雑草から稲を守る日々が続きます。

草取り

7月
●あぜの草刈り
自然栽培の圃場ではあぜにもこだわってます。生物や植物の宝庫です。あぜをツルツルぴかぴかにしてしまうと、イネ科ばかりになり、ハナバチ(ミツバチやマルハナバチとか)の食べ物(蜜や花粉)がなくなってしまいます。そこで、意図的に残すことで多様性を高める努力をします。少しずつでも、いろんな生物がやってくるような田んぼづくりをしたいと考えています。

畦のコスモス

●生育調査
稲の背丈や葉の枚数、葉の色などを調べ、成長の具合を確認し、今後の管理の計画を立てます。

出穂

9月
●稲刈り
黄金色の稲穂が垂れるようになると稲刈りの時期がやってきます。

●もみを乾燥させる
刈り取られたモミは乾燥機にかけます。
水分を含んでるモミが腐ってしまわないように15%前後までゆっくりと低温で乾燥していきます。

自然栽培米のもみ

●玄米にする
乾燥したモミは、もみすり機で周囲の殻をとり、玄米に加工します。石抜き機をかけて小石を取り除き、選別機(ライスグレーダー)をとおし、くず米と販売用の玄米に選別します。また、色彩選別機(ソーテックス)にかけて、着色米や病害虫の被害粒を取り除きます。

●検査・等級検査
JA(農協)を通して、検査員が品質チェックを行い1等、2等などランク付けされます。

●出荷 さあ、収穫された玄米を美味しくいただきましょう。

雪景色


ここからは工事中なので、こちらをみてください。 https://genmairice.com/

米作りに懸ける想い

 米作りに懸ける想い 


 石川県白山市は手取扇状地の穀倉地帯にあります。標高は2702mの白山から、海まで日本で一番高低差のある市です。晴天の日には霊峰白山を拝み、白山の豊富な雪解け水や伏流水が流れる手取川から、お米の生育に必要な水を引き、自然の恩恵を受けて米作りをしています。

  

 お米は土がなくては育ちません。本来、土は暖かくやさしいものです。たくさんの微生物が棲む微生物の宝庫です。しかし、今、土はコンクリート化されつつあるのです。硬く冷たい土を、私は有機物をたっぷりと含んだ暖かい土にしていきたい。その願いを込め、米作りに取り組んでいます。

 稲が教えてくれたのです。「土は硬く、冷たい」と。「米」とは、八十八の手(88の作業)によって作られるものと言われています。しかし、最近の米作りは、効率性を追うばかりに、耕起から刈り取り収穫まで機械化され、除草剤や化学肥料の多投もあって人が田に入ることは少なくなりました。昔から、足跡の多い田んぼほど米がたくさん穫れるとも言います。私たちは、米作りに対する心、土作りという最も大切なことを忘れていたのではないでしょうか。

 堆肥などの有機物を入れて何年かすると、土は徐々に若返って軟らかくすべすべしたものに変わりました。その土から新しい芽を出し、数限りない栄養素を吸収して稲はたくましく育ちます。太陽、空気、水、土のみごとなバランスの中で恩恵を受けて育った米は、米本来のおいしさを持っています。農薬は極力抑えて、一粒一粒手間をかけて育て上げます。私たちの心とともに。


暖かな土の息吹をお米でお届けしたい


米作りの毎日が楽しい(^_^)ばんばの米作りのこだわりです。

ばんばはお米屋さんではありません。お百姓さんです。

 米作りは、自然相手です。田んぼも動かすことのできないものです。米は工業製品のように毎日たくさん作ることはできません。1年に1回しか作れないのです。大量生産できません。だからやりがいがあります。

そんな中で、お客様に喜ばれる米を作るにはいくつかのこだわりがあります。

 そんなこだわりを、以下の11の項目でご紹介いたします。


 栽培について


1 土本来の柔らかさ、暖かさの中での米作り

土壌改良資材、有機質肥料の使用により微生物を活性化させる。暖かな土の息吹をお届けする。 

前年に刈り取った稲わらを鋤込み、次年の肥料分とします。土は、藁が腐熟することにより、柔らかく暖かくなって行きます。柔らかく暖かい土には、微生物がたくさん繁殖し、稲に栄養分を届け、健全な稲に育ちます。

また、微生物が活性化していくために稲刈り後、春まで土を乾かします。そのために、機械に拠る弾丸暗渠を入れ、乾かします。

 


2 農薬、化学肥料を極力使わない。有機肥料を使う。

病気や虫が発生しにくい栽培方法をする。

稲が健全に育っていれば、病気や虫が付きにくくなります。

そのために、田植えする時に風通しが良くなるように間隔を広くしたり、田植え時の一株あたりの苗の本数を少なくしたりします。

肥料も早く効く化学肥料を極力抑えて、ゆっくりと効く有機肥料を施します。

実際に、有機質肥料を使うと虫や病気が少なくなります。反面、収量は少なくなりますが、・・。


3 栽培履歴

すべてのお米の栽培履歴を記帳し、お客様へ情報発信し、安心をお届けする。

弊社では、毎日の農作業の記帳(作業者、作業時間、使用農業機械、肥料など)

を、行っています。田植えと稲刈りについては、それぞれの作業機(GPSにより田植機、コンバイン)の軌跡がパソコン上で見られます。
今、自分が食べてるお米がどのようにして、育って来たかをお客様にお知らせする事が出来ます。

 


 お米について


4 収穫、乾燥

お米本来のおいしさを維持するため、刈り取り時期、籾の乾燥温度に細心の注意をはらいます。

収穫は、稲の刈り取り時期を圃場で調べ、適期に行います。

 

刈り取られた籾は、すぐに乾燥機に入れ、低温でゆっくりと時間をかけて乾燥します。


5 玄米色選

籾摺り、粒選別後に、虫食い被害粒や着色米などを、玄米色彩選別機にて除去し、袋詰めします。

本田では、原則、農薬散布をしていないので、カメムシの被害粒(黒い斑点)や高温などで白くなったお米(乳白米など)、病気の菌に侵された黒、茶色の米、青未熟米などを機械に拠ってはじきます。白いお米だけにします。


6 お米の低温、調湿保管

とれたての新鮮さを維持します。
籾摺り、等級検査後、弊社の冷蔵庫、低温倉庫に保管します。
温度は、12~14℃、湿度は、70%前後に保ちます。そのため、新米時のおいしさは、1年間変わらず続きます。

 

7 真空包装

精米後の新鮮さを保つ(夏場の虫防止)ため、真空包装にてお届けとなります。(一部を除き)
 お客様からの苦情相談の1位はこの虫についてです。

開封までは、真空包装で、夏場(5月以降新米まで)のお米のお届け時には、鷹の爪をおつけいたしております。食欲の落ちる夏場こそ、気持ち良く食べて頂きたいのです。

 

 農作業中、気をつけていること

 

8 感謝の気持ち

辛く苦しい時でも、すべてに感謝の気持ちを持ち、お客様に喜んで頂ける事を願って、米作りをする。「ありがとう」の言葉をより多く頂ける米作りを目指しています。

 

 将来に向けて 取り組んでいること

 

9 土の本来の力、稲の持つ力を利用した米作り

自然栽培の早期確立を行う。

 有機肥料による栽培(有機肥料施用農薬不使用、減農薬有機肥料栽培)を行っていていくつかの疑問点が出て来ました。その疑問点は、自然栽培を習い始めて解決してきました。土の本来の力を活かすこと、土の力の凄さが少しずつ見えて来ました。土の本来の力を発揮させるために肥料、農薬無施用の栽培(自然栽培)を確立していこうと研鑽しています。

 

10 多様化する実需者ニーズにあった米作り 

実需者の情報を収集する。

いろいろな人のお考えを聞くために、フェースブックhttps://www.facebook.com/yuugengaisyabanba/)などを利用しています。フェースブックされている方は、友達になってね。(^O^)

また、情報は収集するだけでなく、こちらからも、ばんばのブログhttps://vanva.net/)や月2回のメルマガを発行し、お客様に農作業などの情報を提供しています。


よく聞かれる質問


1.なんで?根っからの百姓が、お米の販売(通販)を始めたの?


 それは、食管法の崩れかかっていた頃だった。自分が作った米を、縁故米として少し分けてあげたことから始まります。

 その方が、「売ってくれないか?」と言われ、農家が販売するには、当時の特別栽培米という制度の下でしか販売できませんでした。

 販売するということには、自信がなく、米作りには、自信というか、幼いころからの経験があったので、おいしい米作りを目指していました。自分では、自分が作ったお米が、おいしいと思ってはいました。お米は主食であると同時に、飽食の時代になり、米を余り食べなくなって来た現代人にとって、米は嗜好品のような性質も高まっています。他人様がどう評価してくださるか、不安でした。だから、自分のお米を紹介するときは、「おいしい」と言ったことはありませんでした。

 よく言われました。「自分の作ったお米をおいしいと一言も言わない人はあんただけや。ほとんどの人は、おいしくもないのに、おいしい、おいしいとしつこく言う。あんたは自分の米に自信ないのか?」「おいしさは人によって違うので、私からはおいしいと言うことはいえません。自分のお米は90点以上だと思っています。あとの10点は毎年の努力点です。」というふうに、説明していました。

 実は、「まだまだおいしいお米が作れる。」という想いと自信があったのです。

 私は、販売も大事ですが、生産をもっと大事にしたく生産に専念することにしました。販売は、自宅にいてもでき、余計な経費のかからない通販を選びました。

 まずは、ダイレクトメールによるお米の通販を平成5年より始めました。

 私は、自分の米作りに対する考え方や姿勢 「土を愛し、土に生きる」をお米を通じてお客様にお届けする事としました。

 お手紙やお米に入れるペーパーでは、とてもお伝えする事は、出来ませんでした。

  そこでHPでお伝えする事にしました。

HPを作った最初の頃は、お客様に ばんばを知ってもらうためにいろいろなことをアップしました。

 暖かな土の息吹、米作りの楽しさをお客様にお届けするのは、HP上だけでなく、お米を通じてお届けしなければと考え、お米のネット通販を本格的に始めました。

 通信販売でしか出来ないことを生産から考え、栽培は難しいが、魅力のあるお米、取扱量も少ない希少価値のあるお米、ということで 夢ごこちの栽培を始めたり、農薬や化学肥料を使わないお米(こしひかり)を生産し、販売して、今日まできました。

 これからもこのHPを通じて、お米の通販を続けて行きますが、これからは、今まで以上に、知産知消(生産者、生産地を知る、消費者、お客様のウォンツを知る)を、念頭におき、お客様に喜ばれる米作りに邁進していく覚悟です。

 ばんばが、お米の通信販売を行ってきた経緯とこれからの方向は、以上です。これからも、ばんばの生産、販売姿勢をご理解頂、よろしくお願いいたします。


2.なぜ、減農薬や無農薬栽培、そして自然栽培に取り組んだのか?


 環境問題や残留農薬問題から取り組んだのではないのです。生産者として、本当に必要かということを考えていくうちに、気がつけば減農薬や無農薬栽培に取り組んでいました。

 昭和50年(1975年) 当時の石川県農業短期大学に通いながら農業を母と2人でしていました。当時の農薬散布は、背負い式動散で長いホースを引っ張り、粉の農薬(殺虫、殺菌剤)をかけ、回りが見えなくなるほど真っ白になって行ってました。

 ある夏の日、農薬散布を終え、公民館での会議に出席していました。家より電話がかかり、「体の調子がおかしい。病院へつれていってくれ。」すぐに帰り、病院へ。母は農薬中毒と言うことで、即入院。幸いにも4日間の入院ですみました。忘れもしません。農薬は、殺虫剤のカヤフォスバッサ粉でした。同じように、中毒になり、入院されたかたもおいでたので、その農薬は1年で使用されなくなりました。

 その後、直接散布しなくてもできる方法がないか、いろいろ調べました。まだ、農薬が必要だ、という考えの渦中にいました。

 最初に、取りかかろうとしたのが、ヘリによる航空防除でした。農業短大の恩師故三石先生のご紹介で、石川県でヘリによる航空防除を行っているところを視察に行ってきました。これだ!と思い、地元生産組合の役員さんなどにお話しし、一緒に視察に行ってきました。

 その後、JAなどにも働きかけ念願のヘリによる航空防除が実施されました。問題点がいろいろ出ましたが、その中の1つが、緊急防除や融通のきいたきめの細かい防除ができないことでした。

 その頃から、問題になってきたのが、カメムシによる被害を防ぐための防除でした。以前のように、背負い式動散で粉剤のカメムシ殺虫剤を散布しました。

 忘れもしません。暑い夏、日中は暑くつらい、風があるので、粉剤の効果はない、ということで、朝、早くから防除しました。軽トラック1台分の農薬散布を終え、次の分をトラックに乗せ、圃場へ。

 なにか体がだるい、足が前へ出にくくなってきた、ひどい、つらい。やめて、病院へ行こう。中止し、家へ。シャワーを浴びようとしてお湯の温度を調節するのだけど、感覚がない、やばい。見える物が、モノクロ。あわてて、病院へ。

「農薬にやられたみたい。有機リン系の殺虫剤です。」と言って、治療を優先していただきました。幸い大事にいたらず、点滴を打ち終わった後、帰宅しました。

 慣行栽培から、減農薬栽培へ

 このようなことがあってから、極力農薬を使わない農業を行おうと決心し、農薬の使用の少ない生産者などを訪ね、稲を見て、自分の圃場にあった米作りを模索してきました。 少しだけ見えてきたような気がしました。稲も人間も生き物です。我々人間が病気になりにくいのは、病気になりにくい体を作ることが、大切だと言われてます。病気や虫に強い稲体を作れば、被害が少なくてすむということ、そのような稲作りを目指そうと決め、取り組みました。

 減農薬栽培から無農薬栽培へ 

 それからずっといろいろ試行錯誤しています。去年よりは今年、今年よりは来年と研鑽を重ね、誰でもできる無農薬での栽培を確立したいと思いました。

最後は、草対策です。「草を征する者、農業を征す。」の言葉どおり、草には、苦労させられています。最初の頃は、合鴨による栽培でした。でも、大規模に生産することは困難でした。今は、機械に拠る除草を行っています。これも、完璧ではありません。でも、どこかに何か方法はあるはずです。やればできる、そう信じて、私たちスタッフは努力してきました。

 無農薬栽培から自然栽培(無肥料、無農薬栽培)へ

 そんなときに、ラジオから流れてきたのは、腐らないリンゴを作っておられる木村秋則さんのお話でした。幸い、トラクターでの代掻き作業だったので、機械を止め、メモをとりながら、聞きました。

ぜひ、木村さんにお会いし、ご指導を仰ぎたいと思っていたときに、地元石川県で木村さんの講演会があると言うことを聞き、すぐにチケットを購入し、出かけました。リンゴとお米という違いはありましたが、木村さんもお米を栽培しておられ、いろいろと参考になることがありました。

 特に、共感したのは、土を乾かせ!ということでした。私も、有機肥料栽培で、乾いた土の圃場ほど、生育が良く、お米がたくさん穫れることを実感していたので、ここは、全て木村さんのご指導で、自然栽培米コシヒカリをやってみようと思いました。

                

 自然栽培に挑戦!

 実際に始めると聞いていたとおり、収量は低い、草が生えるその上初期害虫にやられるなど、一通りの事を経験しました。

 真剣に取り組むということから、あえて圃場は目立つところに。
4
車線道路に面し、通学路、その上、ウォーキングで通る人たちが多い、そして、毎日観察できる場所を選びました。
 圃場1筆では、いい加減なことになると思い、1ha圃場4筆から始めました。
2
3年目は最低収量、5年目にようやく自然栽培の採算ラインになりました。

 ところが、6年目、また、最低収量、品質最悪(全て2等米)に・・。5年目にお米がたくさん穫れたので、お客さんが増えましたが、6年目は、お米のサンプルを持っての平謝りでした。自然栽培のお客さんからは、「来年はやめないんでしょうね。来年に期待します。」という、ありがたいお言葉をいただき、7年目に挑戦しました。前年度の反省を活かし、栽培しました。

  

7年目は、お陰様で、品質も良く、収量は確保できました。自然栽培といえども、基本に忠実に、愛情込めて育てていくことが大事だと改めて認識いたしました。

 今後も、自然栽培を続けて行き、安定した技術を確立するために,スタッフ一同、努力していきたいと思います。

お米の情報

生産者から直接あなたの食卓へお届け・・・
農薬を極力押さえて無化学肥料(有機質)で栽培しました。

むっちゃん 特別栽培米って何?go
 
有機肥料での栽培
石川県エコ農産物の認定を受けています。
エコ農産物とは
「持続性の高い農業生産方式の導入の促進に関する法律」に基づいて、
石川県知事から認定を受けたエコ農業者が、
認定を受けた導入計画に従って栽培した農産物をいいます。


エコ農産物の条件

1. 稲わらやたい肥などで健全な土を作る。
2. 有機質肥料を使用し、化学肥料の使用量を通常の2~3割以上減らす。
3. 草刈り機や手取除草などで化学農薬の使用量を2~3割以上減らす。
 
安全性重視

本田での殺虫、殺菌剤の使用は原則としてしません。
病害虫の著しい発生により被害が著しく発生した場合は、
やむを得ず安全な薬剤を必要最低限の量 に限って使用する場合があります。
稲の体が病害虫の被害を受けにくいものにします。
除草剤だけは使用します。(無農薬米を除く)
◆肥料を必要最低限に抑える(収量減やむをえず)
◆天然のカルシウムを含んだ肥料を施用します。
 
乾燥・貯蔵

刈り取り適期に一気に刈り取った籾は低温でゆっくりと乾燥します。
(従来の乾燥の約2倍の時間をかけます)
籾摺りされた玄米は冷蔵庫に保管され精米されるのを待ちます。
 
精米・包装

最新の精米機で精米します。
病害虫にあった黒い米は色彩選別機で取り除きます。
包装は5kg入りの真空包装です。精米後の食味低下を抑えます。
(お急ぎの場合など、クラフト包装になる場合がございます。)

お米作りのこだわり

土を愛し、土に生きる

P9260021.JPG

米作りの毎日が楽しい(^_^)ばんばの米作りのこだわりです。
ばんばはお米屋さんではありません。お百姓さんです。



米作りは、自然相手です。田んぼも動かすことのできないものです。
1
年に1回しか作れません。大量生産できません。だからやりがいがあります。

 そんな中で、お客様に喜ばれる米を作るにはいくつかのこだわりがあります。

 そんなこだわりを、ご紹介いたします。
  栽培について
農薬を使わないコシヒカリ 8月23日.JPG
1. 土本来の柔らかさ、暖かさの中での米作り
土壌改良資材、有機質肥料の使用により微生物を活性化させる。暖かな土の息吹をお届けする。
土改剤21.10.27-3.JPGのサムネール画像
2. 農薬を極力使わない。  病気や虫が発生しにくい栽培方法をする。安全
除草機2.JPG  草取り21.06.27.JPG
3. 化学肥料を極力使わない。 有機質肥料を使う。自家製ボカシ肥料も作り散布します。
4. 栽培履歴 すべてのお米の栽培履歴を記帳し、次年度への参考資料とする。また、お客様への情報発信とする。安心
事務作業.JPG
お米について 
升 お米.JPG
5. 収穫、乾燥 お米本来のおいしさを維持するため、刈り取り時期、籾の乾燥温度に細心の注意をはらいます。
無農薬21.09.21-1.JPG
6. 玄米色選  籾摺り、粒選別後に、虫食い被害粒や着色米などを、玄米色彩選別機にて除去し、袋詰めします。
籾摺り21.8.27.JPG
7. お米の低温、調湿保管  とれたての新鮮さを維持する。低温倉庫にて、湿度も一定に保つ。
夢ごこち倉庫へ.JPG  米.JPG
8. 真空包装  精米後の新鮮さを保つ(夏場の虫防止)ため、真空包装にてお届けとなります。(一部を除き)
お米赤袋.JPG 真空.JPG
農作業中、気をつけていること
9. 感謝の気持ち つらく苦しいときでも、すべてに感謝の気持ちを持ち、お客様に喜んで頂ける事を願って、米作りをする。「ありがとう」の言葉をより多く頂ける米作りを目指しています。
将来に向けて 取り組んでいること
1 土の本来の力、稲の持つ力を利用した米作り
  自然栽培等、新しい農法の早期確立を行う。

2 多様化する実需者ニーズにあった米作り 
  実需者の情報を収集する。

特別栽培米について

特別栽培米って何だろう?


  平成16年に「特別栽培農産物のガイドライン」が施行されたことにより、これまでの「無農薬」、「無化学肥料」、「減農薬」、「減化学肥料」という表示は 消費者にとって間違ったイメージを持たせたり、不明確で曖昧な分かりにくい表示だったため表示禁止事項となり名称が「特別栽培農産物」に統一されました。

各地域の慣行栽培で使用されている節減対象農薬、化学肥料の両方を50%以上減らして栽培された農産物が対象基準となります。ここ石川県の水稲栽培で慣 行的に行われている節減対象農薬使用回数は22回、化学肥料の使用量は窒素成分量で8kgとなっています。

「特別栽培農産物(特別栽培米)」の申請には、田んぼに看板を立て栽培履歴の記録の必要があり、これらを経て初めて「特別栽培米」と名乗ることができるようになります。

ばんばのお米では「自然栽培米」「農薬を使わないこしひかり」、「ずばぬけ」、「大地」、「夢ごこち」「特栽 ひとめぼれ」「カグラモチ」がこの特別栽培米に該当します。 以下にこれらのお米の節減対象農薬・化学肥料の使用状況を表記致しましたので御覧ください。


(1)令和2年産の「農薬を使わないこしひかり」は以下の内容で栽培致しました

農林水産省新ガイドラインによる表示
節減対象農薬  栽培期間中不使用
化学肥料(窒素成分) 栽培期間中不使用
栽培責任者    番場 隆祥
住所 石川県白山市宮永町187
連絡先 076-276-1096
確認責任者 舘 喜洋
住所 石川県白山市行町131
連絡先 076-273-4740
精米確認者 番場 美津子
住所 石川県白山市宮永町187
連絡先 076-276-1096

節減対象農薬の使用状況(石川県の慣行栽培基準は有効成分回数として22回となっています。)

使用資材名 用途 使用回数
使用していません
合計 0回

化学肥料の使用状況(石川県の慣行栽培基準は化学肥料の窒素成分が8kg/10aとなっています。)

用途 使用量(窒素kg/10a)
育苗 0kg/10a
基肥 0kg/10a
追肥 0kg/10a
合計 0kg/10a

有機肥料として有機アグレット674、844、米糠を使用しました。
尚、栽培履歴など詳しい点につきましては直接お問い合わせお願いいたします。

(2)令和2年産の「ずばぬけ」は以下の内容で栽培致しました。

特別栽培米
節減対象農薬 当地比7割減(使用回数)
化学肥料(窒素成分) 当地比9.9割減
栽培責任者 番場 隆祥
住所 石川県白山市宮永町187
連絡先 076-276-1096
確認責任者 舘 喜洋
住所 石川県白山市行町131
連絡先 076-273-4740
精米確認者 番場 美津子
住所 石川県白山市宮永町187
連絡先 076-276-1096

節減対象農薬の使用状況(石川県の慣行栽培基準は有効成分回数として22回となっています。)

使用資材名 用途 使用回数
クロラントラニリブロール 殺虫 田植時1回
チフルザミド 殺菌 田植時1回
プロベナゾール 殺菌 田植時1回
ピラゾレート 除草 田植時1回
ベンゾビシクロン 除草 田植時1回
メタゾスルフロン 除草 田植時1回
合計 6回

化学肥料の使用状況(石川県の慣行栽培基準は化学肥料の窒素成分が8Kg/10aとなっています。)

用途 使用量(窒素kg/10a)
育苗 0.04kg/10a
基肥 0kg/10a
追肥 0kg/10a
合計 0.04kg/10a

有効成分として、有機アグレット674、844、放線有機を使用しました。
尚、栽培履歴などの詳しい点につきましては直接お問い合わせお願い致します。

(3)令和2年産の「夢ごこち」は以下の内容で栽培致しました。

特別栽培米
節減対象農薬  当地比7割減(使用回数)
化学肥料(窒素成分) 当地比9.9割減
栽培責任者 番場 隆祥
住所 石川県白山市宮永町187
連絡先 076-276-1096
確認責任者 舘 喜洋
住所 石川県白山市行町131
連絡先 076-273-4740
精米確認者 番場 美津子
住所 石川県白山市宮永町187
連絡先 076-276-1096
節減対象農薬の使用状況(石川県の慣行栽培基準は有効成分回数として22回となっています。)

使用資材名 用途 使用回数
クロラントラニリブロール 殺虫 田植時1回
チフルザミド 殺菌 田植時1回
プロベナゾール 殺菌 田植時1回
アルテア 除草 田植時1回
ピラクロニル 除草 田植時1回
ダイムロン 除草 田植時1回
合計 6回
化学肥料の使用状況(石川県の慣行栽培基準は化学肥料の窒素成分が8kg/10aとなっています。)

用途 使用量(窒素kg/10a)
育苗 0.04kg/10a
基肥   0kg/10a
追肥   0kg/10a
合計 0.04kg/10a

有機肥料として有機アグレット674、844,放線有機を使用しました。
尚、栽培履歴などの詳しい点につきましては直接お問い合わせお願いいたします。

(4)令和2年産の「大地」は以下の内容で栽培致しました。

特別栽培米
節減対象農薬 当地比6割減(使用回数)
化学肥料(窒素成分) 当地比7割減
栽培責任者 番場 隆祥
住所 石川県白山市宮永町187
連絡先 076-276-1096
確認責任者 舘 喜洋
住所 石川県白山市行町131
連絡先 076-273-4740
精米確認者 番場 美津子
住所 石川県白山市宮永町187
連絡先 076-276-1096
節減対象農薬の使用状況(石川県の慣行栽培基準は有効成分回数として22回となっています。)

使用資材名 用途 使用回数
クロラントラニリブロール 殺虫 田植時1回
チフルザミド 殺菌 田植時1回
プロベナゾール 殺菌 田植時1回
ピラゾレート 除草 田植時1回
ベンゾビシクロン 除草 田植時1回
メタゾスルフロン 除草 田植時1回
合計 6回

化学肥料の使用状況(石川県の慣行栽培基準は化学肥料の窒素成分が8Kg/10aとなっています。)

用途 使用量(窒素kg/10a)
育苗 0.04kg/10a
基肥 2.4kg/10a
追肥 0kg/10a
合計 2.44kg/10a

有機肥料として、有機くんオール10号を使用しました。
尚、栽培履歴などの詳しい点につきましては直接お問い合わせお願い致します。

(5)令和2年産の「特栽ひとめぼれ」は以下の内容で栽培致しました。

特別栽培米
節減対象農薬  当地比7割減(使用回数)
化学肥料(窒素成分) 当地比7割減
栽培責任者  番場 隆祥
住所 石川県白山市宮永町187
連絡先 076-276-1096
確認責任者 舘 喜洋
住所 石川県白山市行町131
連絡先 076-273-4740
精米確認者 番場 美津子
住所 石川県白山市宮永町187
連絡先 076-276-1096
節減対象農薬の使用状況(石川県の慣行栽培基準は有効成分回数として22回となっています。)

使用資材名 用途 使用回数
クロラントラニリブロール 殺虫 田植時1回
チフルザミド 殺菌 田植時1回
プロベナゾール 殺菌 田植時1回
アルテア 除草 田植時1回
ダイムロン 除草 田植時1回
ピラクロニル 除草 田植時1回
合計 6回
化学肥料の使用状況(石川県の慣行栽培基準は化学肥料の窒素成分が8kg/10aとなっています。)

用途 使用量(窒素kg/10a)
育苗 0.04kg/10a
基肥 2.4kg/10a
追肥   0kg/10a
合計 2.44kg/10a

有機肥料として、有機くんオール10号を使用しました。
尚、栽培履歴などの詳しい点につきましては直接お問い合わせお願いいたします。

ばんばのお米ができるまで

米づくりのこだわり


育苗のための準備です。


育苗床土を作っています。
山土に肥料などを混ぜて作ります。
できあがった土は、丁寧に箱詰めされ、播種の日まで待ちます。

種まきが始まりました。 蒔いた種は32度に設定した育苗器の中に2,3日います。
白い芽が出てきたら、ハウスに並べ、遮光ネットをかけ青くなるのを待ちます。


育苗準備
 



米づくりのこだわり

4月です。忙しく、充実した日々を送ってます。(^-^)
苗も大きくなってきました。田んぼに水を入れ、代掻きを行っています。その後、3~4日で田植えを行います。

田植え作業は、機械にて 田植え、施肥、除草剤散布といくつかの行程を1台の田植機で行います。

あっという間に6月 田植えも終わり、稲は順調に育っています。 6月も中旬になると稲の生育も旺盛になり、
溝切りの作業を行っています。
乗用と1輪車タイプの2台を使い分けています。
秋の収穫が楽しみです(^^)/~~~

春の農作業
米づくりのこだわり

夢ごこちの穂肥を入れるため、穂の長さを調べました。
穂肥とは、穂が出、お米が実るために必要な養分を補給するための肥料を言います。この肥料の量と時期はとても大事なのです。量が少ないと穂が短く、充実し たお米にならず、収量が少なくなります。逆に多すぎると、穂が長くなりますが、味が落ち、窒素過多で稲が倒伏します。このバランスが、難しいのです。

稲の状態、穂の長さや草丈、葉色などをみて、圃場毎の施肥量を決めます。春の種まき、秋の乾燥調整と並んで神経を使う作業です。 夏は、ヒエ、コナギ、ホタルイなど雑草との闘いです。

機械除草も行いますが、雑草の生命力は強く、手で除草も行います。暑い日も雨の日も田んぼに入り、ただひたすらに草を抜いていきます。

夏の農作業
米づくりのこだわり

収穫の秋です(^^) /~~~ 
稲刈り、乾燥調整、お米の検査、出荷、発送、お米の倉庫積みと作業が次から次へと続きます。

収穫後、乾燥調整、農産物検査を受けたお米は、出荷されていきます。ライスセンターは、空っぽになり、次の品種の刈り取りを待ちます。 稲刈りが終了すると来年に向けて秋起し(秋耕、暮れ起こし)という作業をし、来年の準備をします。
刈り取った稲藁は、たくさんの量があります。

秋起しすることにより、土と混ぜ、春までにある程度腐らせます。
このまま置いて春にすき混むと腐るときのガスの発生で、根を傷めます。そのための、秋起しです。

秋の農作業
受賞歴

譲る米



「譲る米」の7つのポイント




どんな人におすすめなの?

●安心できるお米を食べたい!

●赤ちゃんの離乳食にも安心して使えるお米を探してた!(これがこのお米を育てようと思った目的です(*´꒳`*))

●せっかく玄米をカミカミして食べるなら安全なものを食べたい!

●急かされずマイペースで育ったお米本来の味を楽しみたい!

●品質と価格に納得できるお米を食べたい!

●お米の甘みと香りを楽しみたい!

●家で落ち着いて食べるお米ぐらい少しこだわったいいものを食べたい!



「譲る米」とは?

「環境に良いもの、体に良いもの。

土を活かすもの、体も活かす!」

のメッセージを込めて、米作りの命、土づくりから栽培方法を見直して取り組んだ結果生まれたお米です。

何から何に、何を「譲った」のか?

「『人が作った』お米から、『土壌菌が作った』お米へと、主体性を『譲った』お米。」

それが由来です。

どういうことか。

「私が作ったお米」ということは、その通りなのか?

この平凡な何気ない疑問が、このお米の原点です。

なぜならば、種を蒔くのは人だけど、芽を出すのは種自身の持つ力です。

水田に移植するのは人ですが、それから穂が実るまで生長するのは、これまた稲自身の力です。

その証拠に、肥料をやらない自然栽培でもしっかりと穂は実ります。

そこで改めて、「誰が作ったお米」なのでしょうか?

明らかに米を作るのは稲自身の力です。

そして「私」は縁あってそのお手伝いをさせて頂いているだけ。

そう思うと「私が作ったお米」と言うのは、少し気恥ずかしく感じてしまいます。

「稲がお米を作る」というのは当たり前ですが、お米の栽培をしていて気付いたことがあります。

ここからが、米作りで私が面白いと感じるところです。

無施肥の自然栽培で、5年以上続けてきた田とそれ以下の田では収穫量が違ったのです。

肥料をやらないのに、なぜ収穫量が違うのか?

???でした。

その違いは何なのか。

私どもの自然栽培では、木村さんからのご指導を参考にさせて頂いています。

その自然栽培では、土壌の環境をよくすること、そのために土壌中の微生物を増やすことを大切にしていると、私は感じています。土壌中の微生物、つまり土壌菌です。

 そこから私なりにヒントを得ました。

 「人がお米を作る」のではなく、「土壌菌がお米を作る」

「人が作った」お米でもいいのですが、もう一歩踏み込んで「土壌菌が作った」お米へと、主体性を譲る。

米作りの原点に立ち返り、その思いを忘れず今後の農業に取り入れていきたいと思っています。

土壌菌が増えると、どうお米が変わる?

「土壌菌が増えると、どうお米が変わる?」ここが一番気になる所であり、私のこだわりです。米作りの楽しみでもあり、面白いところでもあり、当然食べる時の感動にも繋がります。

 私からは一言、「それは食べてみて、その方が感じること!だから、まずは食べてみて!!」ということです。

 その方により、甘さ、うまさ、触感、ツヤ、香りの感じ方は異なるからです。

 せっかくなので私個人の感想を言わせて頂くと、ツヤ、甘みに関してはかなり満足しています。妻も「このご飯甘い~(´▽`)」とおかわりしてました。

 私は中でもこの「譲る米」の特徴は『香り』にあるのではないかと、感じています。

 「お米ってこんな香りするの?いつも食べてるのと同じこしひかりなのに!」こう驚かれるのではないでしょうか。ぜひ一度お試しください。

土壌菌をどう増やす?

自然栽培には田を育てていく楽しみがあります。「田が育つ」=「微生物がバランスよく増える」と個人的に理解しています。

しかし田を育てることは、言葉を変えると、微生物をバランスよく増やすこと、それは決して容易なことではなく大変なことです。

それは継続していくことが大変ということです。

ではどうしたらもっと容易に、継続可能にできるのか?

どうしたらもっと簡単に土壌菌を増やすことができるのか?

これはなかなかの、なかなかの難題でした、、、。

悩む日々が続きましたが、ふと気付いたのです。

ヒントは日常生活にありました。

それは毎日のように食べているヨーグルトでした。

栄養を吸収する大切な部分である腸。その腸内環境を良くするために乳酸菌を食べていました。

しかも1種類だけでなく、いろいろな種類の乳酸菌を摂るように心がけています。

さらに腸内環境に良いと言われる、いわゆる発酵食品、キムチや納豆、漬物も食べるようにしていました。

腸内でなかなか増やせないから、外からそれを摂取する。

!!!っ!

田も一緒ではないのか!

田の中で増やすのが難しいのなら、外からバランスの良い土壌菌を取り入れたらいいのではないか!

そこで、頭を切り替え、バランスの良い土壌菌を探し求めました。

そうしてようやく、ようやく探し求めていたものに出会えたのでした。

品種は何か?

 こしひかりです。

 現在弊社に栽培方法の異なる5種類のこしひかりがあることから、当初、看板商品の一つの「夢ごこち」にしようかなと考えていたのですが、同じこしひかりにすることによって、栽培方法が異なると、同じ品種でも味・ツヤ・香りがここまで変わるんだ!ということを知って頂く方が、食べて頂く方にも喜んで頂け、面白いのではないかと思い、あえてこしひかりにしました。

 お米の魅力をお伝えできるきっかけになれれば幸いと思っています。

環境には優しいの?

 土壌菌については、もともと自然界に土壌菌として存在しているものなので、環境を傷つけることは一切ありません。

 それどころか、元気な環境へと繋がる第一歩になって欲しいと願いを込めています。


農薬の使用は少ない?

農薬を極力抑える栽培方法にしました。

弊社の、自然栽培米、農薬を使わないこしひかり、特別栽培米、慣行栽培のいいとこ取りをできないのか、と考えました。

もともと、「今年(令和2年)生まれた我が子の離乳食にも安心して食べさせられるお米を!」という思いも込めて栽培を企画・始動しましたので、どなたでも安心して召し上がって頂けます。

以下が除草剤の使用目的と使用した時期、ご安心頂ける理由です。

【除草剤(農薬)の仕様時期】(参考:令和2年度産 田植えは5月19日、稲刈りは9月20日)



 使用箇所 使用目的と使用した時期  ご安心頂ける理由  回
 水田内(苗に接触する)  5月19日
(雑草対策)
【3回】
 6月8日
(ヒエ対策)
【1回】
その後なし  ⇒穂の形成時には農薬に触れないから大丈夫!  4
畦畔(苗に接触しない) 4月
【2回】
6月
【1回】
7月末
【1回】
⇒水田内に入らないから、そもそも問題ない!
合計




水田内の、田植え時に使用する除草剤は、最初の1ヶ月の雑草対策のためですので、その後は除草剤としての役割を終えます。

 (それどころか、最初の一週間の水管理を誤ったり、土の表面に直接紫外線が当たったりすると、除草剤としての効果がなくなるようなものを使用しています)

令和2年度産には、6月の上旬にヒエ対策の除草剤を使用していますが、来年度ヒエが生えてこなければ使用しません。

畦畔除草は、畦畔の雑草にかけるためのものなので、水田内にまくものではないので、稲に触れず実るお米に影響を与えません。

 なんと、驚くことに「譲る米」は、水田内で4回しか農薬を使用しておりません!!

 しかも田植え後、3週間以内でです。

 どれだけスゴイ事なのか、石川県の慣行栽培と特別栽培米の農薬の使用回数と比較します。



栽培別 化学合成農薬使用回数(単位:  回)
慣行栽培 22
特別栽培米 11
譲る米 4




「譲る米」は、特別栽培米の基準の半分以下です。畦畔の除草剤(農薬)の回数を入れても8回です。それでも特別栽培米の基準を下回っています。(上記表にある石川県の特別栽培米の数値は令和2年12月末時点のものです)

 このように極力農薬の使用を抑えて栽培されたものが、「譲る米」です。

 そのため、環境への負担はもちろん、土への負担も軽減でき、次世代に良い状態の生きた土を継承してゆけると信じています。

※「田植え時に3回も農薬を使っているの?」と思われるかもしれませんが、ここはややこしいところで、表現は「回数」なのですが、実際は使用した農薬に含まれる成分の数によりますので、現場では一種類の除草剤を一度しか使用していないのですが、表記の上では「3回」といういうことになります。数だけ見ると多いように感じますよね。

※特別栽培米において、畦畔の除草剤をカウントするかどうかは、その都道府県により異なるようです。石川県ではカウントされません。ここもややこしいと感じるところです。

そもそもなぜ農薬を使うのか?

 農薬を使う目的には、主に2種類あります。

 一つは、雑草対策。二つには病気(カビなども含む)や害虫対策です。

一つ目の雑草ですが、雑草の何が悪いのか?この雑草にも水田中、畦畔の2通りがあります。

まず、水田中の雑草ですが、これは雑草に栄養が奪われ、稲が元気に育たず品質や収穫量が十分なものにならないからです。また、種を落とすと来年また生えてくるからです。

次に畦畔の雑草ですが、これはカメムシなどの害虫がやってくるからです。カメムシにお米のエキスを吸われると、お米に黒い点が付きます。品質の低下につながります。また畦畔が草で覆われると幅が分からなくなり、農作業が危険になります。さらには、種も落とします。

最後にこれは大事なことですが、地主の方々からお借りしている先祖代々の大切な土地です。草を生えっぱなしにしたままではみっともなく、申し訳が立ちません。きれいに管理するのも農家の腕の見せ所です。

草刈でいいのでは?と思われるかもしれませんが、時間をかけて草を刈っても2週間ほどですぐに元に戻ります。除草剤であれば、作業時間も大幅に短縮できますし、1か月ほどは生えてきません。

二つ目の病気や害虫対策ですが、天気任せの農業において、どれだけ注意していても、暑さや寒さ、湿度などにより稲が弱り、病気や害虫が発生する場合があります。そうすると、その田のほとんどの稲がダメになることもありますので、品種やその場所によって必要になったりもします。

「譲る米」では、病害虫目的の農薬は使っていません。土壌菌のおかげで稲が丈夫になるためなのか、病害虫の被害は出ませんでした。

化学肥料は使っているの?

 
 「譲る米」では、化学合成肥料は一切使用してはいません。

 稲自身のペースで、無理な成長を強いず、伸び伸び育って欲しいからです。酪農でイメージするならば、放牧主義で、ストレスを極力ため込ませず、生き物の持つ本来の力を引き出させるためです。

特別栽培米と何が違うのか?

 「譲る米」は、特別栽培米として販売しておりません。その分の手間を減らし、価格を少しでも下げる方が食べて頂く方に喜んで頂けると思ったからです。

 また、「本当に特別栽培農産物という表記はわかりやすいのか?」という個人的な疑問からです。どういうことかといいますと、特別栽培農産物の農薬の使用回数のカウントの仕方も都道府県により異なったりしますので、上記の比較表のように紹介する方が、お客様に分かりやすくお米の栽培方法をお伝えできると思ったからです。

 (石川県の特別栽培米では、畦畔の除草剤はカウントされませんが、そうでない県もあるそうです)

 実際、「特別栽培農産物ってどんなものかわかりますか?」と尋ねて、ハッキリと答えられる方は少ないのではないでしょうか。

もちろん、化学合成肥料は一切使用していませんし、農薬も特別栽培米の基準の半分以下です。特別栽培米の表示をして販売はできますが、「お客様に分かりやすく栽培方法を紹介する」の挑戦のため、あえて表示はしておりません。新たな試みの一つです。

譲る米の生育様子!

↓田植え後、根が張り、グググっと生長に勢いが出始めたころ。
譲る米 生育中

↓株がしっかりとしてきた頃。株数が増えるか心配でしたが、ひとまず安心!(*´▽`*)

譲る米

↓あ、美味しそうに出てきた穂たち。風で揺れてます。

↓穂穂穂穂穂!(^o^) 沢山の穂! 思わず笑顔に! 実は穂が出るまで結構不安なんです。

譲る米

↓穂がいっぱい、いっぱい実ってくれました!

譲る米

↓田植え時に、病気・害虫を予防する農薬を使用しませんでしたが、玄米がこのように綺麗ですっ!土壌菌が作り上げた元気いっぱいの土で育った稲は元気になり、その稲に実るお米もまた、健康になるんですねっ(≧▽≦)!

譲る米

↓お米の粒が立っています!

譲る米

↓一粒一粒がしっかりしています。

譲る米

土壌菌たっぷりの肥料はどんなもの?

卸売市場内から出る野菜の、商品にはならないものを利用しています。(これが72%)

そこに、米ぬかを入れて作られます(米ぬかは27%)

さらに、この中に要である土壌菌を加えます。(土壌菌は1%)

工程で、75℃で約10時間もの間、熱を加えて撹拌しますので、雑草の種や病気の原因になる菌などがあったとしてもこれで防げます。

 ↓原料の野菜たちです。(時期によって多少変わります)

譲る米

 ↓肥料散布の様子譲る米

↓ぶわぁぁ~、と撒いていきます。「いい発酵してるなぁ!」と感じさせる甘いような香りが周辺に漂います。

譲る米

↓土壌菌入りの肥料が撒かれた様子。

譲る米

 ↓土を元気にしてくれる土壌菌の様子(白い部分)譲る米

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