【譲る米】たくさんのご注文の御礼と、SDGsに共感する「譲る米」のポイント

「ばんばのお米」を日頃からご愛顧頂きまして誠にありがとうございます。

毎月の定期便、毎日の新規注文の対応をさせて頂いていると、全国にたくさんあるお米の中から弊社のお米を選んで頂いたこと、本当に感謝の思いが絶えません。

スタッフ一同、嬉しく思いながら毎日の出荷作業や、農作業に勤しんでおります。

その中でも嬉しいことがあります。

まだ発売させて頂いてから間もないお米、「譲る米」「譲る米『夢』」のご注文です。

今、作業の合間を見つけては、「譲る米」と、その農法の紹介記事をブログやツイッターでご紹介させて頂いております。

譲る米

譲る米

この時期しか「譲る米」のこだわり、その結果育ったお米の特徴を紹介させて頂くタイミングがないですので、ぱちぱちとキーボードをたたいております。

文章の途中に、別の作業が入ったりして、

「あれ、どこまで書いてたっけな?」

「あれ~何かを伝えようと思っていたけど何だったけな?」

となることも多く、ただでさえ読みづらいのに、わをかけて読みにくい文章になっている場合もあります。

言葉遣いが統一されてない場合もたくさんありますが、検索にかかりやすい様にと思って、故意に変化をつけてある場合もあります。

頑張って記事を書いても、検索して頂いたときに表示されないと悲しいですから。

表示されやすい様にやっているんだなぁ、と思って頂けると嬉しいです。

グーグルの検索ロボットちゃんに覚えてもらうために、個性を知ってもらうために、出来ることをコツコツしています。

でも、検索で表示されるのには、3ヶ月ごとか、半年ぐらいとか、それ以上たっても表示されないこともあります。

う~切ない。

ですので、キーワド検索からこのブログの記事へたどり着くことは、なかなかに可能性として少ないはずなのですが、「譲る米」「譲る米『夢』」のご注文数を鑑みますと、ホームページやブログそのものを覚えて頂いて、またツイッターで発見し、読んでくださっているのかなぁ、と想像しながら嬉しく思っています。

ご注文いただき、本当にありがとうございます。

一度ご注文頂くと、続けてご注文頂ける方が多いですので、「譲る米」農法にご共感頂いた上で、お米そのものの「美味しさ」も気に入って頂けているのだと感じ、本当に私にとっては嬉しいことで、毎日ドキドキしています。

「譲る米」を育てる、「譲る米農法」は、今までの農法の常識をぶち破った農法です。

お米作りで、この様な考え方で取り組んでいる方は、ないように思います。

「農薬」「農法」、「廃棄野菜」「土壌菌」これらのバランスをうまく取って、環境に優しく、食品ロス問題やCO2削減などにも取り組みながらも、安心できて、それでいて「美味しさ」をも追及したお米、それが「譲る米」です。

特別栽培米の基準で育てても大変なのに、「譲る米」は、なんと石川県の特別栽培米の基準の「さらに半分の農薬」で育ち、手間がかかっていながらも、価格は弊社内でも比較的お手頃です。

こだわりポイントが多いため、出来たお米の特徴もたくさんありますから、「譲る米」の魅力、ポイントを紹介することは大変ですが、そんな中、たくさんのご注文を頂き、また、日々のご注文が増えてきて、本当に感謝しております。

身内の方にお贈りしたいという事で、ギフト用にもと追加でご依頼もうけます。

安心、安全はもちろん、SDGsも今話題ですし、名前も「譲る米」です。そして何よりも美味しい。

そういう所が選んで頂けるポイントのようです。

最近、ブログの記事でも「目次」つけたことが、良かったようで、嬉しいお声も頂きます。

また、食べられる方からすると、こういう点がよかったというお声も頂きましたので、改めて「譲る米」のポイントをまとめてみました。

◇◇◇◇◇◇◇◇

【目次】

≪ 譲(ゆず)る米(まい)とは ≫
 ① 廃棄野菜を再利用した肥料を使用しています。
 ② 廃棄野菜を再利用した肥料は、秋起こしの際にまき、すき込み、田植えまでの6ヶ月ほど土を寝かせ休ませ育てます。
 ③ 圃場内は、有機肥料しか使っておりません。
 ④ 農薬の使用回数は、石川県の特別栽培米の基準の「さらに半分以下」に抑えました。
 ⑤ 病害虫対策の農薬は使用していません。
-SDGsに共感する「譲る米」のポイント-
  2.飢餓をゼロ
  3.すべての人に健康と福祉を
  6.安全な水とトイレを世界中に
  11.住み続けられるまちづくりを
  12.つくる責任 つかう責任
  13.気候変動に具体的な対策を
  14.海の豊かさを守ろう
  15.陸の豊かさも守ろう
まとめ

◇◇◇◇◇◇◇◇

 

譲(ゆず)る米(まい)とは ≫

◇◇◇◇◇◇◇◇

① 廃棄野菜を再利用した肥料を使用しています。

 →もともと食べれる野菜の栄養だから、安心です。

 →環境に優しいお米です。

↓原料の野菜たちです。(季節によって多少変わります)

「譲る米」の肥料の原料1

「譲る米」の肥料の原料1

「譲る米」の肥料の原料2

「譲る米」の肥料の原料2

② 廃棄野菜を再利用した肥料は、秋起こしの際にまき、すき込み、田植えまでの6ヶ月ほど土を寝かせ休ませ育てます。

 →土壌菌(微生物群)に土を育ててもらい、土を元気にしてもらいます。

 →田植え後、根を痛めずに元気に生長してもらうためでもあります。

譲る米の肥料散布

譲る米の肥料散布

③ 圃場内は、有機肥料しか使っておりません。

 →土に優しく、健全な土で、稲も元気に、ゆっくりじっくりと育って欲しいからです。

 

④ 農薬の使用回数は、石川県の特別栽培米の基準の「さらに半分以下」に抑えました。

 →玄米はもちろん、白米も安心でき、環境へも優しいです。

譲る米の、慣行栽培、特別栽培米の基準

譲る米の、慣行栽培、特別栽培米の基準

⑤ 病害虫対策の農薬は使用していません。

 →今問題になっている、ネオニコチノイド系の農薬は使用していないので、体にも環境にも安全で、安心できます。

◇◇◇◇◇◇◇◇

この様な感じです。

あれこれ、言われるよりも、このポイントが分かりやすいそうです。

特に今は小学校でも「SDGs」という言葉をよく聞きます。

ゴミ捨ての用紙にも書いてありました。

譲る米」は、SDGsを意識して企画したものではありませんが、結果的にSDGsに対応した箇所が多いです。

SDGsのこのような所に当てはまるような気がします。

-SDGsに共感する「譲る米」のポイント-

2.飢餓をゼロ

飢餓に終止符を打ち、食料の安定確保と栄養状態の改善を達成するとともに、持続可能な農業を推進する

2030年までに、生産性を向上させ、生産量を増やし、生態系を維持し、気候変動や極端な気象現象、干ばつ、洪水及びその他の災害に対する適応能力を向上させ、漸進的に土地と土壌の質を改善させるような、持続可能な食料生産システムを確保し、強靭(レジリエント)な農業を実践する。

◇この中の特に

「生態系を維持」

「気候変動や極端な気象現象、干ばつ、洪水及びその他の災害に対する適応能力を向上」

「土地と土壌の質を改善」

「持続可能な食料生産システム」

「強靭(レジリエント)な農業」

に共感します。

実際に「譲る米」は、

土壌微生物を増やし土を元気にします。

元気な土で育ったお米は、高温障害などによる乳白、胴割れなどの品質低下を防げています。

元気な土があってこそ、農業が持続可能になります。

天候による品質低下、収穫量低下という影響を受けにくいお米のポイントは、土壌菌と廃棄野菜を肥料とした有機肥料をじっくり効かせることだと、考えています。

3.すべての人に健康と福祉を

あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する

2030年までに、有害化学物質、並びに大気、水質及び土壌の汚染による死亡及び疾病の件数を大幅に減少させる。

◇この中の特に

「有害化学物質、並びに大気、水質及び土壌の汚染」

に共感します。

実際に「譲る米」は、

圃場内では化学合成肥料は使いません。

基本的な元肥も秋のうちにすき込みますので、水田中の8月9月中の有機物分解に起因する、空気中へのメタンガスなどの有害物質の発生量を減らせるよう意識しています。

また、農薬に関しても、石川県の特別栽培米の基準の「さらに半分以下」で栽培しています。

殺虫剤のネオニコチノイド系の農薬を使用していません。

畦畔では、草刈り機を使わずに除草剤噴霧器を使用し、燃料の消費を抑え、CO2削減も意識しています。

「有害化学物質」「大気、水質及び土壌の汚染」を意識しているのが、「譲る米」農法です。

6.安全な水とトイレを世界中に

すべての人に水と衛生へのアクセスと持続可能な管理を確保する

2030年までに、汚染の減少、投棄の廃絶と有害な化学物・物質の放出の最小化、未処理の排水の割合半減及び再生利用と安全な再利用の世界的規模で大幅に増加させることにより、水質を改善する。

◇この中の特に

「汚染の減少」

「有害な化学物・物質の放出の最小化」

に共感します。

実際に「譲る米」では、

圃場内では、化学合成肥料を使わず、農薬も石川県の特別栽培米基準の「さらに半分以下」の農薬で育てています。

川に流れでる化学物質を減らしています。

また、水田時、少しでも水の質を良くしたいと思い「ゼロ磁場活性水装置」を通した水を使用しています。

11.住み続けられるまちづくりを

都市と人間の居住地を包摂的、安全、強靭かつ持続可能にする

2030年までに、大気の質及び一般並びにその他の廃棄物の管理に特別な注意を払うことによるものを含め、都市の一人当たりの環境上の悪影響を軽減する。

◇この中の特に

「大気の質」

「一般並びにその他の廃棄物の管理に特別な注意」

に共感します。

実際に「譲る米」では、

先と同じで、農薬の使用回数を減らし、大気の質を意識しています。

肥料も、市場で規格外品などとして焼却処分されていた廃棄野菜を、再利用しています。

空気中に排出される二酸化炭素などを意識し、また廃棄野菜の生ごみを乾燥調製したものを使い、衛生的にも注意しています。

12.つくる責任 つかう責任

持続可能な消費と生産のパターンを確保する

2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品ロスを減少させる。

2020年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じ、環境上適正な化学物質や全ての廃棄物の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減する。

2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する。

◇この中の特に

「収穫後損失などの~食品ロスを減少」

「人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減」

「廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減」

に共感します。

実際に「譲る米」では、

収穫後損失ともなる規格外の野菜などを再利用した肥料を使用し、食品ロスを減らせるよう意識しています。

焼却処分されるはずの廃棄野菜を再利用し、廃棄物を減らしています。

健康や環境に悪影響を与えるとされる化学肥料を圃場内では使わず、ネオニコチノイド系の農薬も使用しておりません。

秋の藁や肥料のすき込みに寄り、8月9月中の水田からのメタンガスなどのガスの発生を減らせるよう意識しています。

13.気候変動に具体的な対策を

気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を取る

全ての国々において、気候関連災害や自然災害に対する強靱性(レジリエンス)及び適応の能力を強化する。

◇この中の特に

「気候関連災害に対する強靱性(レジリエンス)及び適応の能力を強化」

に共感します。

実際に「譲る米」では、

元気な土づくりに力を入れています。

元気な土で育ったお米は、高温多湿、高温障害、台風時のフェーン現象などの影響による品質低下が少ない様に思われます。

その気候の規模によっても影響は変わると思われますが、個人的に期待を持っています。

14.海の豊かさを守ろう

海洋と海洋資源を持続可能な開発に向けて保全し、持続可能な形で利用する

2025年までに、海洋ごみや富栄養化を含む、特に陸上活動による汚染など、あらゆる種類の海洋汚染を防止し、大幅に削減する。

◇この中の特に

「海洋ごみ」

「海洋汚染を防止し、大幅に削減」

に共感します。

実際に「譲る米」では、

圃場内で化学肥料を使用していませんので、マイクロプラスチックが川に流れ出る心配がありません。

川に流れ出ないので、海にも流れ出しません。

ですので、海洋生物にも悪影響は与えません。

15.陸の豊かさも守ろう

陸上生態系の保護、回復および持続可能な利用の推進、森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および逆転、ならびに生物多様性損失の阻止を図る

2030年までに、砂漠化に対処し、砂漠化、干ばつ及び洪水の影響を受けた土地などの劣化した土地と土壌を回復し、土地劣化に荷担しない世界の達成に尽力する。

自然生息地の劣化を抑制し、生物多様性の損失を阻止し、2020年までに絶滅危惧種を保護し、また絶滅防止するための緊急かつ意味のある対策を講じる。

◇この中の特に

「劣化した土地と土壌を回復」

「土地劣化に荷担しない」

「自然生息地の劣化を抑制」

「生物多様性の損失を阻止」

に共感します。

実際に「譲る米」では、

土壌菌群(土の中の微生物群)が減ると、有機物の分解者がいなくなるので、土の中に病原菌も増えたり、土の団粒構造も崩れ、土の質が劣化すると考えています。

有機物の分解だけでなく、腸内細菌のバランスのように、土の中の菌のバランスと整えて取り締まってくれるのも、土壌菌群(土の中の微生物群)だと考えます。

≪土の劣化≫

◇土壌菌の減少
   ↓
土壌、土地の劣化
   ↓
自然の生息地ではなくなる
   ↓
各々のエサとなるものがなくなるので生物の多様性が損なわれる。

 

≪土の回復≫

◇土壌菌の増加
   ↓
土壌、土地の回復
   ↓
自然生息地が増える
   ↓
各々のエサとなるものが増えるので生物の多様性が維持できるか、増える。

 

この図のように、生物の多様性がどうなるかは、土壌菌群の量やバランスで決まると、「譲る米」農法では考えます。

土壌菌を増やすために、人工的に培養したものではなく、元々土の中にいた、安全で実績のある土壌菌群を廃棄野菜の肥料と共に圃場に入れます

もう少し詳しく言うと、発酵分解力の優秀なバチルス属の46種類の菌が集まった、複合菌であり、有能な嫌気性菌も含まれていますが、そのほとんどが酸素を好む好気性菌です。

もともと田んぼにいた土壌菌と仲良く協力して、土づくりをしてもらうために、廃棄野菜を再利用した肥料を使います。

まとめ

「譲る米」とそれを育てる「譲る米農法」を、SDGsの項目と照らし合わせると、以下の項目に共感する点がありました。

2.飢餓をゼロ
3.すべての人に健康と福祉を
6.安全な水とトイレを世界中に
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任 つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう

SDGsは17項目で成り立っていますが、そのうち8つも共感する項目がありました。

拡大解釈もあるかと思いますが、こういう事は、一人一人の心がけが大切だと思っています。

世界規模の取り組みのうち半分以上の8つもの項目に関係している「譲る米」だから、栽培に関わる私にとっては、モチベーションの一つにもなるし、食べる立場に変われば、「今、自分が食べているお米は、世界貢献、地球貢献している」という満足にも付加価値となってついてきます。

そんな、食べるだけで、世界規模の取り組みに関われるお米が、「譲る米」です。

それにしても凄いです。

今世界中の人が、一丸となって、今の環境を、地球を回復させ守ろうとしているプロジェクトがSDGsです。

老いも若きも関係ありません。

「譲る米」は、SDGsに対応させるために考えたものではありませんが、結果的に自分が胸の内で温めてきて実践に移した栽培方法が、これだけ世界的取り組みに関係していることは、「自分が実際に見て感じて考えてきたことは、間違っていなかったのだなぁ。独りよがりの考えではなかったのだなぁ」と自信にもなります。

そんなSDGsの取り組みに関われている、ドキドキするような夢いっぱいのお米はコチラです。

【譲る米(コシヒカリ)】

「えっ!これもコシヒカリ?」と驚かれます。

譲る米パッケージ

譲る米パッケージ

【譲る米『夢』(夢ごこち)】

炊き立ても、冷めても、2度美味しい不思議なお米。

「えっ、冷めてから食べるとまた別の美味しさがある!本当に同じお米?」

そのモッチリ感、旨み、一度食べると抜け出せなくなります。

譲る米『夢』パッケージ

譲る米『夢』パッケージ

「コシヒカリ」と「夢ごこち」を交互に食べられる方も多いです。

「コシヒカリ」5㎏食べたら「夢ごこち」5㎏食べて、また「コシヒカリ」5㎏食べる、というようにです。

(私もその一人です)

ぜひ一度お試しを! そして、楽しい米活を!

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