「環境に優しいお米」=「野菜で育ったお米」=「譲る米」:対話

「環境に優しいお米」=「野菜で育ったお米」=「譲る米」

環境に優しいお米って知っていますか?

そもそも、そんなお米ってあるの?

あるんです?

じゃぁ、どう環境に優しいの?

まず、環境に負担を与えてることを知らないとね。

その中に、大気汚染、CO₂増加、温暖化、というものがあるんだけど、聞いたことある?

うん! 聞いたこと、あるある大事典!

っ( ゚Д゚)!! (ん?君はいったい、いつの人?)

おっと! ビックリ仰天玉手箱で、どこまで話したか忘れちゃいそうだったよ。

実は、大気汚染、CO₂増加、温暖化、の原因に、こういうものがあるんだ。

それは、「生ごみ」の焼却処分。

「生ごみ」の焼却処分? そんなに環境に悪いことなの?

実はそうなんだ! 生ごみを燃やすと、ダイオキシンとCO₂が空気中に放り出されるんだ。

今は、技術が進んんで、当然少なくなってるかもしれないけど。

ダイオキシンとCO₂はそんなに悪い物なの?

ダイオキシンは、非常に毒性が強いもので、生殖や成長面の問題を引き起こす可能性が示唆され、免疫システムやホルモンにも影響を与え、さらには発がん性も懸念されているものなんだ!

ヒェ~! 怖いよう!

ダイオキシンで大気が汚染されるんだ。当然燃やせば、CO₂が出るので、二酸化炭素が増えれば、温暖化は進んでしまう。

「生ごみ」の焼却処分って環境に悪いんだね。

悪いんだけど、焼却処分しないと腐敗してもっと環境に悪くなっちゃうし、衛生的な事もあるし臭い所で生活できないよね。

うん。

次に「生ごみ」といってもたくさんあるんだけど、その一つに市場などから出る「廃棄野菜」があるんだ。

「廃棄野菜」って、どんな野菜? 食べれないの?

食べれるものも多いんだけど、例えば、大きさや形で商品として出せないものや、外側の葉や、切り落とした部分とか、そういったもの。

食べれるのに捨てちゃうの?

そうなんだ、ちょっと寂しいことなんだけど、ちょっとでも虫食いがあるもの、形がいびつなもの、規格より小さいものは買い手がつかず売れ残っちゃうんだ。

確かに。買うんだったら、きれいなものが欲しいもん。

でしょ。それで規格外のものなどは「生ごみ」として焼却処分されちゃうんだ。

なんか農家さん可哀想、、、。

そうだよね。

私たちが食べないだけで、栄養満点なものばかりだからね。せっかく閉じ込めた栄養をただ焼却処分するなんてもったいないから、その命を次の命に繋げることはできないか。いや繋げてあげたい。

そこで、「肥料」として、その命の息吹を次の世代の礎として生かそうと、取り組み、その野菜で育ったお米が「譲る米」なんだ!

へぇ!そんなお米あったんだ!

棚から牡丹餅、青天の霹靂、目からうろこ。美味しいお米を実らしてくれたんだ!

改めて考えてみたらまさにその通りで、複数の種類の野菜を混ぜて作り出された有機肥料だから、栄養バランスにも優れているのは当然で、稲にとってもとても嬉しいことだったんだ!

それだけでなくて、品質のいいお米に育つんだ!

黒い斑点、黒い粒、黒いお米や、緑色の粒、緑色のお米、白く濁ったお米、白い粒、お米を研ぐときに浮くお米、などは、ほとんどなくなったんだ。

野菜で育ったお米「譲る米」かぁ。でも野菜とお米が結びつくって、なんか不思議!

そう思うでしょ。野菜とお米を結びつける発想というのは、ほとんどなかったからね。普通は結びつかない。野菜をそのまま混ぜ込んだら、根を痛めるガスが出たり、臭いも気になるからね。

実は、野菜とお米を結びつけるキューピットがいるんだ。

キューピット?

そう、キューピット。それが土の中の微生物、土壌菌なんだ!

へぇ!凄い菌がいるんだね。

そうなんだ、だから正確には、「土壌菌が野菜で育てたお米」それが「譲る米」なんだ。

人間が作ったというよりも、土壌菌が育てたお米なんだ。それで「土壌菌に譲る」ということで「譲る米(ゆずるまい)」なんだ。

あ、なるほど!なんかしっくりくる。

今までの型を破った、常識破りのお米、それが「譲る米」なんだ。それじゃ、説明ばかりじゃもったいないから、早速食べてみようか。

うん、楽しみ!

 

肥料として使えば使うほど、焼却処分される野菜が減り、ダイオキシンも減り、二酸化炭素も抑えられるから、大気汚染、温暖化にも貢献できる、環境に優しいお米、それが「譲る米」。

今回のテーマ、

「環境に優しいお米」=「野菜で育ったお米」=「譲る米」

は、こういった意味で、イコールで繋がるんです。

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こんな妄想ばかりを考えている、そんな農家が最近考えていること。

第4世代のお米「循環農法」=「譲る米」。

お米の栽培方法が時代とともに、

どのように変わってきたのか、

どのように注目を浴びてきたのか、

これから望まれるお米づくりとは何か、

というポイントに着目して、端的にまとめてみたのが次の4つの世代です。

(あくまで私個人の見解です)

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【求められた4つの世代】

◆第一世代「化学農法」:化学肥料・農薬 栽培
◆第二世代「有機農法」:有機肥料・無農薬 栽培
◆第三世代「自然農法」:無肥料・無農薬 栽培
◆第四世代「循環農法」:廃棄野菜肥料・減農薬 栽培

 

【誰に求められたのか?】

◆第一世代「化学農法」:人に求められた
◆第二世代「有機農法」:人に求められた
◆第三世代「自然農法」:人に求められた
◆第四世代「循環農法」:いま、世界が求めている

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年代のイメージ的には(私個人の見解です)

◆第一世代「化学農法」:1950年頃(トトロの時代)
◆第二世代「有機農法」:2000年頃(シドニー五輪)
◆第三世代「自然農法」:2010年頃(なでしこジャパン「W杯優勝」)
◆第四世代「循環農法」:2022年以降(SDGs)

 

私が10年ほど前から「できたらいいな」と構想していたもので、SDGsを意識して組み立てた農法ではありませんが、廃棄野菜を再利用した肥料を用いる「譲る米」農法は、食品ロスを削減できる立派な「循環型」農業だと、思っています。

ただ焼却処分されていた廃棄野菜。

生ごみは焼却処分されるとき、二酸化炭素と、ダイオキシンを発生させます

空気汚染させます。

食品ロスを再利用という形で有効活用し、その「生命力」を次の食糧へと繋げ空気汚染まで削減する

化学肥料を使わないので、硝酸態窒素の土壌汚染を防ぎマイクロプラスチックも、川はもちろん海へも流出させません

全体の量からすると、まだまだで、スズメの涙以下の貢献具合です。

だけれども、この挑戦は価値ある一歩と思っています。

今の自分にできる事。農業従事者としてできること。

世界の環境、というとスケールが大きすぎるので、まずは日本から、それでも大きいので、まずは石川県から。

その環境と食を守り、貢献していきます

ですので、あえてタイトルを

第4世代のお米「循環農法」=「譲る米」。

としたのは、そういう想いがあったからです。

応援して頂けたら嬉しいです。

どうか今後ともよろしくお願い致します。

 

そんなSDGsの取り組みに関われている、ドキドキするような夢いっぱいのお米はコチラです。

【譲る米(コシヒカリ)】

「えっ!これもコシヒカリ?」と驚かれます。

譲る米パッケージ

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【譲る米『夢』(夢ごこち)】

炊き立ても、冷めても、2度美味しい不思議なお米。

「えっ、冷めてから食べるとまた別の美味しさがある!本当に同じお米?」

そのモッチリ感、旨み、一度食べると抜け出せなくなります。

譲る米『夢』パッケージ

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「コシヒカリ」と「夢ごこち」を交互に食べられる方も多いです。

「コシヒカリ」5㎏食べたら「夢ごこち」5㎏食べて、また「コシヒカリ」5㎏食べる、というようにです。

(私もその一人です)

ぜひ一度お試しを! そして、楽しい米活を!

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