譲る米農法のポイント!土壌菌、水、そして雑草対策!

平素から、ばんばのお米をご利用いただき、誠にありがとうございます。

お米農家ばんばのネットショップコレゾ店でのお買い物、本当にありがとうございます。

m(_ _)m

今回も3月から販売を開始しました「譲る米」の魅力をお伝えしたいと思います。

今回のタイトルは、

「譲る米農法のポイント!土壌菌、水、そして雑草対策!」

まず、初めての方は、「譲る米農法」とは何ぞや?

と思われるかもしれませんが、

「譲る米」というお米が育つ環境を整える栽培方法が、従来の栽培方法と大きく違いますので、区別するために、私が勝手に名付けた栽培方法、それが「譲る米農法」です。

何が従来と違うのか、といいますと、

一番が、土壌菌主体の栽培方法。

有機栽培だけならたくさんありますが、お米で土壌菌主体でされている所は決して多くないと思います。

果樹や野菜農家さんの中には、土壌菌主体でされている所があることは聞きます。

それでもまだまだ、ごく少数派だと思っています。

土壌菌に関しては、かなり力を入れてご紹介してきましたが、廃棄処分をされるはずの野菜を再利用して、作られた土壌菌入りの、CO₂削減、食品ロス低減、自然環境に優しい特殊肥料だけを基本的に使用している(田の中で)農法です。

苗に関しては、まだまだ工夫の余地ありで、基本、同じ特殊肥料を使った苗を使いたいのですが、うまく育たず、有機肥料の床土(農薬を使わないこしひかりと同じ)の苗を使ったり、もしかすると化学肥料の床土の苗を使うことになるかもしれません。

その際の化学肥料の苗といいましても、弊社の特別栽培米の「ずばぬけ」や「夢ごこち」等と同じ床土ですので、その辺りはご安心頂けるように対策は立てております。

ちなみに弊社では、令和2年度産からの自然栽培米の苗の床土にもこの特殊肥料を使っています。

従来は、もみ殻と米ぬかのぼかしでしたが、窒素分を残し、発酵を途中で止めて作るのは、なかなか難しく、それで、安定性を求め、試験的に、ただ廃棄されるはずだった野菜と米ぬか、実績ある土壌菌の入った、この特殊肥料を使い始めました。

もみ殻の代わりに廃棄されるはずの野菜を使用している点と、実績ある土壌菌が入っていることが違います。

もみ殻と米ぬかで作る時は、工程でミスると悪い菌が入る可能性もありますので、なかなかに難しい所です。

ぼかしの定義はあいまいな所もありますが、これもぼかし肥料といってもいいのではないかと思っています。

ですので、譲る米も、ああ、自然栽培の苗と同じものを使っているのか、とご安心頂ければと、思っています。

あ、そうそう、もののついでなのですが、自然農法、自然栽培、という言葉がありますが、従来の農法と比較すれば、この農法も自然農法に含まれるのではないかなぁ、と個人的に思っています。

誰でも取り組みやすくて、自然環境に優しいという意味においてですけど。

次に水のこだわりは、霊峰白山から流れてくるミネラル分の多い水を、ゼロ磁場活性水にして田植え後圃場内で使用していることです。

もともと地理的に恵まれ、綺麗な水が流れてくる地域で、それだけでも十分なのですが、土壌菌の活性に少しでも良い水、植物が栄養を吸い上げやすい水、という事で、ひと工夫加えています。

これが「譲る米農法」の前回までの簡単なまとめなのですが、ゴチャゴチャ書くよりも、これだけの方がシンプルでわかりやすいのかなぁ、と自分で書いてて思いました、、、。

でも伝えたいことが紹介したいことが、たくさんあるので、その点はお許しいただければ嬉しいです。

口で言えるこては文章にできる、といわれますが、文章にするのは、文才もない私には、本当に難しいです。

読まれていて読み苦しい箇所は、多々あるかと、、、ほとんどかもしれませんが、その辺は、どうか優しく見守っていて頂ければと思います。

それと今回のテーマではないのですがせっかくなので、「譲る米農法」でこだわっている点をもう一つ。

それは農作業中におけるCO₂の削減です。

・代掻きを2回している所を1回にし、トラクターの稼働を減らし、軽油の消費を削減する。

・畦畔の草対策は、草刈り機ではなく、除草剤散布にする。ガソリンの混合油の消費を削減する。

・田んぼの中の除草も、基本、田植え時の除草剤で済ます。別途雑草が生え必要であれば、田植え後4~6週間ほどに稲やお米に影響を与えない、雑草だけを枯らす選択性の除草剤を蒔く。それにより、自然栽培や、農薬を使わないこしひかりのような田植え機による除草作業は行わない。それにより、軽油やガソリンの使用を減らす。

また、上記により、人件費の削減にも繋がります。

なので、色々な努力や工夫が必要な「譲る米農法」ですが、販売価格を少しでも低く設定できていますのは、こういう理由があります。

「まだ高いわっ!」とお𠮟りを頂くかもしれませんが、そうできるように、お米と土に対し真摯に向かい合って、工夫研究努力を続けていきますので、温かく見守って頂ければと思います。

さてさて、ようやく今回のテーマの、

「譲る米農法のポイント!土壌菌、水、そして雑草対策!」

の中の農作業の一番大変な所、雑草対策に入っていきます。

このことに関しては、先ほど、以下のように触れました。

「田んぼの中の除草も、基本、田植え時の除草剤で済ます。別途雑草が生え必要であれば、田植え後4~6週間ほどに稲やお米に影響を与えない、雑草だけを枯らす選択性の除草剤を蒔く」

弊社の場合、田んぼの中の雑草対策は、基本田植え時の除草剤一回(農薬の成分でいえば3回になります)で済むように努力します。

田んぼの雑草も年々うまくいけば減らすことができます。

これも田んぼを育てる、という事になるのかもしれません。

ばんばで作付けをさせて頂いてる田んぼは、その一回でそれ以降は除草剤を散布しなくていい圃場は、実際たくさんあります。

譲る米の田んぼは、令和2年から地主様から任せて頂き、作らせて頂いていますので、一から田んぼを育てさせて頂ける、とてもありがたい時期にあります。

去年は、ヒエがすごかったのですが、今回はホタルイという雑草がものすごいです。

このツイッターが、その現場です。

稲の株の間に、ギッシリとホタルイが生えています。

このままでは、追肥をしない「譲る米農法」では、雑草に栄養を奪われ、甘みのある美味しいお米ができません。

そこで水を抜き、除草剤散布に備えます。

除草剤散布と聞きますと、「お米も枯れるのではないの、害があるのでは?」と思う方もありますが、弊社で使用していますのは、選択性の除草剤で、雑草は枯らすけど、お米には害がないもの、を使用します。

使用期間も厳しく定めてあり、お米には農薬が残らないように、設計されています。

そもそもこの時期には、まだ、お米の子供である幼穂もできていませんので、その点はご安心ください。

弊社でも散布するタイミングは、しっかりと検討して、安心安全なお米作りにも、誠心誠意注意を払っています。

そもそも稲を痛めてしまっては、綺麗な玄米はできません。

令和2年度産では、農薬の使用回数はこのようになっています。

石川県の「特別栽培米」の基準のさらに半分の使用回数で育てることができました。

譲る米 農薬回数

譲る米 農薬回数

使った目的も、その時期も隠し事なく、しっかりと公開しています。

「譲る米」における農薬の使用時期と目的

「譲る米」における農薬の使用時期と目的

カウントしなくていい畦畔の除草剤に関しても公開しています。

ちなみに「譲る米」は、石川県の特別栽培米の基準内ですので、特別栽培米を全面的に表に出して販売もできますが、特別栽培米を押し出して販売はしていません。

なぜかといいますと、どのタイミングで、どんな目的で農薬を使ったのか、食べて頂く方に、お伝えしたかったからです。

栽培履歴の透明化、よく聞く言葉では、「見える化」をお米の栽培でもお伝えしたかったからです。

その方が、安心安全、という事が、ダイレクトに伝わるのではないかなぁ、私だったらどういったお米なら安心安全と判断するかなぁ、と考えた結果です。

この表だと、農薬の使用回数は、一目でわかるのではないでしょうか。

もしかすると「でも特栽米の表記だけでもいいのではないか」と思う方もあるかもしれません。

私もそれだけでもいいかなと、やりすぎかなぁ、と思わないでもないですが、当初の気持ち「赤ちゃんの離乳食として安心して食べさせられるお米」を思うと、特栽米の表記だけでは物足りなく感じました。

例えば、農薬使用回数が特栽米の基準内でも、使うタイミングが、穂が出たり、できてくるタイミングだとしたら、もしかしたら農薬の成分が、穂の中に入るのでは?と不安が出てきます。

今の農薬は穂が出る15日前など、使用期限がしっかりと明記されていますが、また、それ以外のタイミングで使用する生産者はいないと思いますが、やはり、実際に使用した期日が明記されていた方が、安心できるのではないでしょうか。

なので、ちょっとこだわりすぎ、細かすぎと言われるかもしれませんが、このやり方で「譲る米」は生産だけでなく、販売の面でもこだわっていきます。

ちなみに令和2年度産は、農薬の使用回数が4回でしたが、令和3年度産は、田植え時の雨風の影響もあり、一度目の除草剤がうまく聞かせられなかったのか、雑草がそれだけ強かったのか、5回になりました。

やった作業の回数は同じなのですが、薬剤に含まれている成分が2成分でしたので1回分多くなりました。

今年はホタルイがメインと、ヒエも少しありましたので、2成分を選びました。

でもそれでも石川県の特別栽培米の基準の半分内に収まっています。

来年はこの2回を減らして3回で行かないのか、とあれこれと画策しています。

ここまで読まれた方の中には、もしかしたら、除草剤の事ばかり書いてあるから、「なんか農薬たくさん使ってそうだし、やっぱやめとこうかなぁ~」

と、もしかしたら思われる方がいらっしゃるかもしれません。

でもでも聞いてください!

実は、これだけでも、ものすごくすごいことなんです!

そうはいっても、ここまで農薬の使用回数について正直に文章で紹介している所もあまりないと思います。

私自身、いろいろ調べてみて、書いてあるのを見たことがありません。

「うちのお米は安心・安全」「うちのお米は美味しいよ」「うちのお米売れてます」の連呼ばかりで、その栽培方法、特に気になる農薬について触れている所は少ない様に思います。

「安心安全っていうけれど、その裏付けは何?」

そう思うのは、私だけでしょうか。

もし気になる方は、今食べているお米の農薬の使用回数やタイミング、目的を、買われている農家さんや販売店さんに確認されてみたらと思います。

ここまできて、「そもそもどうして除草剤を散布してまで雑草を枯らさなければならないの?」と思われるかもしれません。当然のことです。

一般的には、雑草が茂ると、

①お米のための栄養を雑草に取られて、お米の収穫量が減る、品質が落ちる。

②雑草が多いと、光合成の効率が下がる。

③雑草が多いと、害虫がわくリスクが増える。

④雑草が多いと、病気のリスクが増える。

⑤雑草が多いと、その分多くの種を落とし来年の雑草も多くなる。

ざっそ、思いつくのは、こんな所でしょうか。

あ、間違えました。

ざっと、思いつくのは、、、でした。

ちょっと説明を加えますと、

①お米のための栄養を雑草に取られて、お米の収穫量が減る、品質が落ちる。

この①番が譲る米の場合、致命的ですね。

だって追肥しませんから。

弊社の「農薬を使わないこしひかり」でしたら、その分追肥をすればいいのですが、肥料のコストも上がりますし、人件費も上がりますし、、、。雑草に盗られる養分は、結構バカにできません。

「でも雑草は生えてくるものだから仕方ないことだから追肥したら?」

という声もあるかもしれません。

ただ「譲る米」のこだわりには、稲を急かさず、自体の成長スピードで生長させてあげたい、じっくりと実りを結ばせてあげたいという願いもあります。

それがいいか悪いかはわかりませんが、化学肥料にしろ、有機肥料にしろ、追肥をすると、しばらくで葉の緑いろが濃くなり、一気に成長速度を上げるような気がします。

肥料をやれば、基本的に収穫量はあがりますが、果たしてそれが、稲にとって、米を作る母体の稲にとっていいことなのかなぁ、と考えてしまいます。あくまで個人的な意見であり、今の農業の技術からすると、反している意見だとも理解しています。

でも野菜のトマトで比較になるかわかりませんが、肥料をたくさんやれば、トマトの枝葉は増え、実もたくさんなります。でも美味しいか?と聞くと、枝を選定し、実も減らした方が甘くて美味しいトマトがとれます。

また、肥料をやり、枝葉を茂らせすぎると、病気になりやすかったり、虫に食べられやすくなるように思います。トマトの場合の虫はあまり関係ないかもしれませんが。

もちろん、トマトと、稲は全く違います。けれど私のイメージはそんな感じです。

そういうイメージをお米に持ってくる頭のおかしい米農家がこの日本に1人ぐらいいてもいいと思いませんか?

というか面白いと思いませんか。

以下のツイッターの記事は「譲る米」ではないのですが、新たに「譲る米農法」で挑戦しているものの写真です。

左の写真は「譲る米農法」。右側が普通といっても特栽のものですが。

左側は株と株の間が綺麗に見えますが、右側は見えないほど育っています。

左側を見ていると、不安になりますが、稲刈りの時期には、わからないぐらいになっていると思います。

ここは、目に見えない土の中で根っこを広げ、基礎を固めていると、稲を信じて、待つしかありません。

去年は、初めて、追肥しないぞ!と「譲る米」の栽培を始めましたので、前例もなく不安ばかりでしたが、「無施肥の自然栽培でさえ育つのだから、大丈夫!」と自分に声援を送りながら、とことん待ちました。

周囲からは「追肥したら?」の声もありましたが、「土壌菌の多い特殊肥料は、田植え前(令和2年度産は春の荒起こし前に)に一度入れているのだから、今は、土壌菌も頑張って有機物を無機物に変え、根っこも根っこで、根を伸ばしたり、根酸を出し頑張っている。目に見えないだけだ!」と自分を説得しました。

その甲斐あって、というか稲の頑張りがあり、検査の結果、最高品質の一等米の評価、一粒一粒がしっかりとした、きれいな玄米が収穫できましたし、精米した白米もとてもきれいな透明感があるものとなりました。

譲る米 等級 一等

譲る米 等級 一等

譲る米 玄米

譲る米 玄米

「譲る米農法」は間違っていなかったと、実感しました。

それと、綺麗な玄米を取るための心がけで、常に意識していたことは、やはり、水田中はもちろん、あぜの雑草をなくすことです。

特に雑草に種がつく前に、雑草には退場頂くことです。

なぜか?お米の品質を落とす、厄介な虫が特にヒエ科の穂に集まってくるからです。

お米の品質が落ちる、というのは、お米に黒い斑点が付くという事です。

これは、本当に厄介です。

食べれないことはないけど、見た目がよくない。

黒い点が付いたお米を、「美味しい!」と心底思って食べられるのか?という事です。

お米にきれいな斑点をつける厄介な虫が、煮ても焼いても食えぬどころか、触れるだけで臭いものを出す、あのカメムシです。

過去にこういう記事を書いたことがあります。

お米の中に一部黒い箇所があるけど、これは何?

リンクを張りましたが、移動する手間を省くために、以下に修正を加えながら掲載したいと思います。

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Q. お米の中に一部黒い箇所があるけど、これは何?

A. これは、虫がかじった痕です。

↓カメムシ(茨城県農林水産部HPより)

 

 

 

 

 

 

この黒い斑点は、カメムシという虫によるものです。

カメムシが、稲の穂が出た後、硬くなるまでの柔らかい時期に、栄養を吸うことで、黒い斑点がお米にでます。慣行栽培では、穂が出た後、農薬を散布して、カメムシ類を駆除する場合があります。

ばんばの「自然栽培米」や「農薬を使わないこしひかり」では、何年か前までは、少し高め(長め)に草刈りをし、カメムシにとって田んぼより住みやすい環境を畦や農道につくっていましたが、今は、雑草が種が種をつける前に草刈りをします。

カメムシが水田に近寄らせないように先手で予防することに切り替えました。

それでも、カメムシの被害がなくなることはありませんので、そこで、籾摺り後に黒い斑点米などの着色米を取り除くための色彩選別機を導入しています。

完璧!と思われる機械による選別なのですが、どうしても完璧では無くたまには残ることもあります。

 

「へ~、そんなこともあるんだ」と思っていただければ幸いです。

また、食べられるのか、という点ですが、食べれないことはないですが、栄養を吸われて黒くなったお米です。

栄養やうま味、触感は劣ります。

私は、食べません。

でも、そのお米をよけながら同時にこう思います。

虫も好かないようなお米よりも、虫も好くお米の方が安心だな、と。

だって、虫が無視できないくらい、無性(むしょう)に食べたくなるお米です。

もう一度繰り返します。

虫が無視できないくらい、無性(むしょう)に食べたくなるお米です。

虫のお墨付きをもらっているお米です。

お墨付きのその証拠に、黒く(墨がついたように)なっています。

これが本当のお墨付きです。

全く嬉しくないお墨付きですけども。

ちなみに、色彩選別機は、すごい機械で、いまだに見るたびに感動します。

上から下に滝のように、ものすごいスピードで流れる玄米を、ものすぐごく明るい光で照らし、黒色のお米などがありましたら、瞬時に、プシュっと風の勢いで吹き飛ばします。

何がすごいかと言ったら、滝のようにお米が流れている中、黒色のものがあったら、ピンポイントでその一粒だけを狙い撃ちして吹き飛ばすところです。

俊敏!

一体どんな仕組みなのやら。

黒色!と識別した瞬間、あの小さなお米を一粒だけを飛ばすんです。

すぐ隣にもお米はたくさんあるのに、その黒色のものだけを吹き飛ばすのです。

本当に感動感動です。

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お米に黒い傷をつけるカメムシを大切なお米に極力近づけさせないためにも、雑草の対策はしっかりと行います。

そういう稲にとって元気なお米を育てやすい環境を整えることが、米農家の仕事かなと、思っています。

特に「譲る米」では、じっくりじーっくり、急かさずマイペースで育ってくれることに重きを置いています。

それは今までの農業技術の発展に反しているだろうことは、少しは自覚しています。度々触れますけども。

今までの稲作は、「たくさん肥料をやって、いかに多くのお米を収穫するのか?」

そこに重きがあったように思います。

当然、費用対効果も重視して、今のお米の技術があると思います。

今の時代は、「安心安全はもちろんの事、いかに美味しいお米を食べるのか?」

ここにあるのでは、と感じます。

お米の消費量は年々減ってはいます。

一日にお米を食べるのが一食だけの方もいるかもしれませんが、その限られた時間、限られた量しか食べないお米だからこそ、美味しい、それでいて、安心安全、そんなお米を求めていられる方が増えているように感じます。

トマトだけでなく、果物も、卵も、お肉も、ストレスのかからない環境で、のんびりマイペースで生長させると、甘みや風味が増して美味しくなり、食べる人に感動を与えると見聞きします。

今、いろんなことで、疲れがたまったり、元気がでなくなったりすることが多い時ですが、こんな時だからこそ、食べて頂く方に感動を与え、疲れを吹き飛ばし、そのおいしさで、元気いっぱいになり、安心安全な食材で、少しでも心の不安をへらせたらなぁ、そのお手伝いをお米を通してできないかなぁ、と思って生まれたのが「譲る米」であり「譲る米農法」です。

私が、中熟状態のの特殊肥料を使うのも、土壌菌にこだわるのも、ゼロ磁場活性水にこだわるのも、じっくりと育ったお米に秘められたエネルギッシュなパワーで、食べられた方に、一言でいえば、元気になって欲しいからです。

途中で追肥をすると、急にググっと生長します。それもお米の面白さの一つかもしれませんが、田植え前にまいて土壌菌の活躍によって土になじんだ肥料分を、稲が、自分で根を伸ばし、栄養をかき集め、足りなかったらさらに根を伸ばし、そして基礎を固めてから土の上に出ている体を成長させる。

そして、じっくりと大地の恵みをその穂の中に蓄える。じっくりと、実にじーっくりと。

それをじっくりと乾燥調製し、真空パックにて鮮度そのままに、各ご家庭に届く。

その一年間の集大成を炊き上げ、湯気の上がるその米粒を一粒一粒かみしめて頬張る!

あぁ、なんて食べる前から想像するだけで唾液が出てきてしまうのでしょう!

そして口の中の余韻を楽しみたいから、ご飯でフィニッシュし、食後のお茶も飲まずに、しばらくその後味と香りを目をつぶりながら楽しむ。

なんて、贅沢な時間なんでしょう!

、、、、、、。

この辺で妄想は終わりにしたいと思いますが、そんな「譲る米」を、ぜひご賞味くださいませ!

 

で、終わるかと思ったら、まだ続きがあります。

急にテンションが下がりましたが、落ち着きながら続けたいと思います。

雑草を枯らすために農薬である除草剤を使う目的は以下のようにありますが、

②雑草が多いと、光合成の効率が下がる。

③雑草が多いと、害虫がわくリスクが増える。

④雑草が多いと、病気のリスクが増える。

⑤雑草が多いと、その分多くの種を落とし来年の雑草も多くなる。

特に、③④となると、更なる病気、害虫対策用の農薬を使わなければならなくなるので、余分な農薬を使わなくてもいい様に、しっかりと、数少ない農薬で、対処します。

そのためには、現場百篇のように、何度も田んぼを見て回り、適切なタイミングで、適切な行動を起こさなければなりません。

 

私は、自分でいうのはおこがましいですけれど、「作り手の想い・顔が見えるお米」をお客様にお届けしたいと思っています。

「作り手の想い・顔」とは何なのか?

お客様が知りたい、「作り手の顔」とは、実際の顔の事だけだろうか?

お客様が知りたい「作り手の顔」とは?

生産販売させて頂いてる者として、そこは常に考えていきたいと思っています。

今年は害虫の心配も出てきていますが、農薬を使わなくていい様に、安全で美味しいお米の母体である健康で元気な稲を育てていきます。正確には稲が育つお手伝いですけど。

赤ちゃんの離乳食としても安心して使えるお米、「譲る米」を大切に育んでいきます。

私の1才5ヶ月になろうとしている子供も大好きな譲る米ですから。

譲る米 離乳食にも安心

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