「譲る米」は環境に優しい!その理由は?マイクロプラスチック不使用、CO2 の削減を意識。

「譲る米」は環境に優しい!

なぜそう言える、その理由は?

マイクロプラスチックの不使用、CO2 の削減を意識しているから。

今、石川県の小松市で、白鳥の戻ってくる環境を、米作りを通して整えようと、若い世代の方々がグループを作って取り組まれていると聞いたことがあります。

そのように、今環境問題に対する取り組みが積極的になされています。

お米農家ばんばでも、特別栽培米、農薬を使わないこしひかり、自然栽培米こしひかり、など、色々と取り組んできました。

それじゃぁ、令和3年の3月に販売を開始しました「譲る米」は何が違うのか?紹介したいと思います。

「譲る米」のきっかけは、

「生まれたばかりの我が子に、離乳食から安心して食べさせてやれるお米を!」

この想いから始まりました。

また、

「この子に『生きた土』を遺してやりたい!」という想いもありました。

ミニトマトなどの野菜の種を蒔いて、せっかく芽が出ても、病気になって枯れたり、花が咲いても実がならなかったり、「どうして実がならないの?」とならないようにです。生命が育ちにくい、疲れた土、疲弊した土壌、地力の落ちた土地、、、。そうではなく、生命の芽吹く「生きた土」を、我が子だけではなく、これからの世代の子供たちに受け継がせてやりたいという想いも強くなっていました。

同時に、

「私だけでなく、きっと他にも、我が子のために安心して食べさせられるお米を探しておられるお父さんお母さんがいるに違いない。その方々に低コストでお届けできるお米にしなければ!」

の想いもありました。

無農薬のお米などは、ネットで探せば、見つかると思います。でも価格は決して安くない。毎日食べるものだから、特に生まれたばかりの子供の離乳食だから、こだわりたいけど、コストはあまりかけられない。う~ん、どうしたら?その想いに少しでも応えられたら、とも思っています。

特に今は、残留農薬、アレルギー、その中でもアトピー、など、私も含め、気にされる方が多いと思います。

 

では、「譲る米」はどこが環境に優しいのか?

まず、マイクロプラスチックを含んだ肥料は使っていません。

それどころは、使っている肥料は、米ぬかと、野菜市場で商品とならなかった野菜や果物です。

廃棄されるはずの野菜を再利用していますので、資源の無駄を減らすので、エコに繋がっています。

肥料についてはコチラの記事をご参考ください。

お米の妖精「ゆずるくん」の誕生秘話と「譲る米」無防備な赤ちゃんだからより安心できるお米を。

ですので、マイクロプラスチックの田んぼから川へ、川から海への流出はしません。

 

次にCO2 、二酸化炭素の削減についてですが、これはどういう事をしているのか。

今、温暖化対策の一環として、二酸化炭素の低減が課題になっているのは周知のことです。

そんな中、実はあまり知られていませんが、自然農法、無農薬農法は、あまり二酸化炭素の排出を抑えているとは言えません。

言葉の持つイメージが先行しちゃってるのかもしれません。

その農法によっても、やり方によっても違いますので、一概には言えませんが、この点はどうかお許しください。

ここでは慣行栽培と比べて掘り下げていきたいと思います。

自然農法や、無農薬農法では、除草剤を使いません。

なので、畦畔の除草も草刈り機で行います。

①畦畔の除草

草刈り機は、ガソリンの混合油で動きます。基本3反の田んぼ一枚を終えるのに1時間半~2時間かかります。

しかもほぼエンジンを限界近くふかして使います。そんな田んぼが20枚近くあります。

除草剤を噴霧すれば、エンジンをそこまでふかさず、田んぼ一枚15~20分で終わります。

除草剤であれば1ヶ月間隔なのですが、草刈り機ですと一月に2回はします。

これだけでも除草剤を使えば、CO2、二酸化炭素の低減に大きく繋がります。

それだけにとどまらず、燃料費、人件費などのコストが抑えられ、体の疲労も抑えられます。

「譲る米」も畦畔の除草に関しては、慣行栽培と同じく、除草剤を使っています。

「『譲る米』はこんなにこだわっているのに、どうしてこんなにお買い得なの?」と聞かれたことがありますが、こういったところにその理由があります。

稲や米には、トコトンこだわり手間をかけるけれども、CO2やコスト削減できるところはトコトン削る。

これが「譲る米」です。

 

次に自然農法、無農薬農法では、除草剤を蒔かないので当然、水田内にも雑草が生えます

②水田内の除草作業

水田内の除草作業には、田植え機の後ろの作業機を、付け替えて、除草作業します。

田植え機は、ガソリンや、軽油のものもあります。それで田んぼ一枚当たり30~40分かかります。

最低でも週に1回は入ります。それが1ヶ月半~2ヶ月続けます。

ばんばの慣行栽培、ばんばの特栽米では、田植え時の一回の除草剤で基本は済ませますので、この除草作業だけでも、CO2、二酸化炭素の排出は、全く変わってきます。(その後生えてくる雑草などを見て、除草剤を追加したりします)

令和2年度産の「譲る米」では田植えの後にヒエがたくさん生えてきましたので、その対策として、やむなく除草剤を追加しました。

まくときは背負い式の動力散布機を使いました。一枚の田んぼに15分ほどです。

人が乗って動くタイヤ付きのものに比べれば、CO2、二酸化炭素は間違いなく削減できています。

「譲る米」の農薬の使用回数、目的、時期に関してはコチラの記事をご参考ください。

「譲る米」農薬の使用は少ないの?「生まれた我が子に離乳食として食べさせられる安全なお米を!」

更に「譲る米」では、田植え前の代掻きを1回しかしていません。

ばんばのお米では、全てではありませんが、水持ち、除草対策として2回代掻きをしています。

代掻きは65~70馬力のトラクターで、田んぼ一枚40~60分かかります。

このことも大きくCO2、二酸化炭素の削減に貢献しています。

肥料をまくときはトラクターを使いますが、15~20分田んぼの中を走り回るだけですから、代掻きに比べて二酸化炭素の排出は少ないです。

 

最後にまとめますと、

「譲る米」では、マイクロプラスチックを含む肥料は使っていません。

また、「譲る米」では、CO2、二酸化炭素の低減・削減に取り組んでいます。

この様に、環境負荷の低減を心がけ、環境に優しい農法に取り組んでします。

この「譲る米農法」が確立すれば、赤ちゃんの離乳食として安心して食べさせることができ、環境にもやさしく、お米は美味しく、それでいてお財布にもやさしい、そんなお米をもっと安定して作ることができるようになります。

また、命の芽吹く生きた土を次世代にバトンタッチすることにも繋がると信じています。

そこは私の工夫研究努力ですので、土と向かい合い、稲と向かい合い、お米と向かい合い、頑張っていきたいと思っています。

新しく加わった「譲る米」も含め、ばんばのお米を、今後ともよろしくお願い致します。

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