No.281  2019.02 「非認知能力」って?「社会人基礎力」って?

2020年の教育改革で求められる「非認知能力」、2006年に経済産業省が提唱した「社会人基礎力」、って何のことでしょう?最近、目にしたり耳にすることが増えたように思います。

文部科学省「学習指導要領」http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/1383986.htm 参照

経済産業省「社会人基礎力」http://www.meti.go.jp/policy/kisoryoku/index.html 参照

 

「非認知能力」とは、自己肯定感、自制心、社会性、好奇心、想像力、共感力、主体性、柔軟性、回復力、やり抜く力などが挙げられ、正解のない問題に、自分らしく立ち向かって解決していく力のことだそうです。

「社会人基礎力」は、職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力として、「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の3つの能力を挙げています。

この2つをみると、何れも数値でははかることができないものですね。また、「社会人基礎力」の構成要素の中には「非認知能力」が入っています。これらのスキルは、子供だけではなく大人の私たちにももちろん必要不可欠で、自分の人生を実り多いものにするための一歩になりそうですね。