たきたてのときはおいしいと感じるけど、お弁当やおにぎりなど冷めたときに「う~ん、いまいち」という経験ありませんか?

そこで、今回は、「冷めてもおいしい」がキャッチコピーの「夢ごこち」について紹介します。

まずは、「夢ごこち」について社長に話を聞きました。

 

夢ごこちについて

 

どのようにして生まれたお米だろう?

この「夢ごこち」というお米は、1995年に品種登録された比較的新しい品種です。民間の植物工学研究所(三菱化学)が「コシヒカリ」を改良して作ったお米です。

日本でお米といえば魚沼産のコシヒカリが有名なので、知名度は低く、流通量も少なく、スーパーなどの店頭で見かけることはほとんどありません。「夢ごこち」の特徴は、なんといっても粘りと柔らかさ。炊き上がりはふっくらとして、冷めても味が変わらないのでおにぎりやお弁当に適しています。

 

これまでの「夢ごこち」商品化への道のりについて

 

~理想の「夢ごこち」が収穫できるまで~

Chapter1 出会い

1993年、梅雨前線が日本列島に長い間停滞して記録的な冷夏となり、お米の収穫量が減りました。お米の値段が上がり、スーパーやお米屋さんの店頭からお米が消えてしまう大騒動となりました。

その翌年に「夢ごこち」と出会いました。

ちょうど、騒動を受けて、国産米を天候に関係なく安定供給する方法はないか?米の消費量が減っている中で購買欲を満たす米はないか?など模索中の時期でした。

はじめの一口で、その食味の良さと、粘りがあるその弾力、外観に魅了されました。どうしてもこのお米を作りたいと思い、東京駅前にある植物工学研究所(三菱化学)へ栽培させて欲しいとお願いに行きました。

1995年に「夢ごこち」と品種登録されました。ちょうどその頃から作り始めました。

 

Chapter2 試行錯誤

最初の数年は、肥料の与える量や時期を見誤り、稲刈り前に稲が倒れてしまい、品質が悪くなった年もありました。うまいことばかり続くわけがない。でも、言い換えれば、悪いことばかりが続くわけでもないということ。やまない雨はないんだから、もし、いま失敗を繰り返していても、必ずうまくいくと信じて栽培を続けました。

 

Chapter3 存続の危機

育種事業を行っていた中島美雄商店が2010年3月に倒産。前年より育苗用の種子の予約をしていましたが、種子が手に入らず、生産の存続が危惧されました。現在「夢ごこち」の納入先である㈱くりやの社長、農業資材全般を取り扱う総合商社である日榮商事㈱さんのご尽力により、なんとか種子を確保することができました。その種子は、前年度のものでしたが、発芽率もよく立派な苗に育ちました。

 

Chapter4 ばんばの夢ごこち

栽培開始から約20年。ようやく栽培の方法がみえてきました。そうはいうものの、「夢ごこち」の栽培は奥が深く完璧とは言えません。去年より今年、今年より来年とさらにお客様に喜ばれる「夢ごこち」を目指して、これからも日々努力を続けていく覚悟です。

 

社長の話を聞くと、「夢ごこち」がばんばの主力商品となるまでの道のりは、山あり谷ありでしたね。たくさんの人たちに支えられ、20年あまりの時間を経て今の「夢ごこち」があるんですね。

 

かくいう私も「夢ごこち」の消費者の一人。自分や家族がおいしいと感じる食べ方を紹介します。

おいしいと感じるお米は、人それぞれ好みが分かれるところですが、

おにぎりやお弁当で食べるなら
離乳食につかうなら
玄米や分つき米で食べるなら

 

「夢ごこち」が一押しです。まずは、冷めた時の美味しさです。炊きたてはもちろん美味しいのですが、冷めた時の美味しさは別格です。ですから、おにぎりやお弁当に、すぐに冷めてしまう離乳食や幼児食にもってこいです。

 

また、粘りが強めでもちもちしているので、はじめて玄米や分つき米を食べる方には、とても食べやすいお米だと思います。現に、うちの子供たちに「農薬を使わないこしひかり」と「夢ごこち」の5分づき米の食べ比べをさせたところ、「農薬を使わないこしひかり」は少しぼそぼそするので、もちっとした「夢ごこち」の方が箸が進みました。

 

お客様の声

 

「夢ごこち」を購入いただいている お客様の声を紹介します。

冷めてもおいしいのでお弁当にぴったり 三芳 奈緒子さま (30代女性) 絹川 未来さま(30代女性) 竹内さま(40代女性) 村田 京華さま(50代女性)

 

もちもちしているのにさっぱり 三芳 奈緒子さま (30代女性)

 

甘みがありもちもちしている 佐藤 史朗さま(50代男性) 村田 京華さま(50代女性) 古谷 因さま(40代女性)

 

市販のおこめよりお米が立っていて粒感がある SHさま(60代女性)

 

冷めてもパサつかず、温めなおさなくても十分おいしい (70代男性)

 

白いご飯だけでも何杯でも食べられる 柳 美紀さま(40代女性) 絹川 未来さま(30代女性)

 

つやつやしている 村田 京華さま(50代女性) INさま(50代女性) 古谷 因さま(40代女性)

 

 

ばんばの「夢ごこち」を育くむ環境

 

石川県と岐阜県にまたがる霊峰白山に源を発し、日本海へと注ぐ一級河川 手取川。長い時間をかけて大量の土や砂を下流に運び、加賀平野の中央部に広大な扇状地を形成しました。

ばんばの圃場は、その手取扇状地の扇端部分に位置し、水が豊富にあり、昔から稲作が盛んな地域です。

↓は空から見た、景色です。大きな工場や宅地もありますが、まだまだ水田がたくさん残っています。

ばんばでは、この恵まれた水環境の保全のため、一部圃場にて、稲刈りが終わった水田に冬の間に水をはる「冬期湛水」を行っています。水田は雨水等が地下に浸透し豊富な地下水をもたらすのにひと役かっています。もちろん、「冬期湛水」には、ほかにもメリットがありますが、ここでは、省略させていただきます。

 

また、北陸は、冬に雷が多いのも特徴です。ほかの地域のかたは、雷といえば夏のものと思われがちです。

北陸では、「雪起こし」といって、雪の降る前などに雷が鳴ります。

雷といっても悪いことばかりではありません。雷が冬の味覚「ぶり」を誘い出したり、一説には、空気中の窒素を分解して養分として吸収しやすくしてくれたりと...恩恵もあります。

雷の光のことを「稲妻」といい、雷が多い年は豊作になると言われてきました。

 

「水が豊富にある」ということが米作りにとって好条件となっています。

 

 

いかがでしたか?

「夢ごこち」についてご理解いただけましたか?

 

「夢ごこち」なら、表題の「冷めてもおいしい」が実感できると思います。

興味をもたれた方は、ぜひ一度、ばんばの「夢ごこち」をお試しください。