「となりのトトロ」の時代は、無農薬の農業の終わり際だった!

「となりのトトロ」の時代は、無農薬の農業の終わり際だった!

もの凄いことに気が付いてしまった。

ジブリのアニメ映画「となりのトトロ」が凄すぎる。

前前回の記事

となりのトトロに見る、田植え、水田管理、ごはんの釜など、昭和28年頃のこだわりが凄すぎる22か所と疑問。

を掘り下げてみたいと思います。

以下、引用です。

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㉔農薬は使っていなかった。

代かき時、田植時の様子があったが、畦畔が緑色で、草が生い茂っていたことが窺える。

農薬の除草剤があったとするならば、田植え前に使うはずだから。

一応調べてみた所、トトロの時代が昭和28年(1953年)とすると、

農薬の使用は、どうやら大正時代(1920年代)ぐらいから始まり、1950年頃から普及されたようです。

とすると、普及された年で考えると、ちょうど「となりのトトロ」の時代から、農薬は使われ始めたようです。

ちょうど、まだ農薬を使っていない時代の最後の時だったのかもしれません。

そう思うと、トトロの時代が、「無農薬農業~農薬農業」への転換期だったことが窺えます。

貴重な時代です。

「馬耕~耕耘機」の転換期、「無農薬農業~農薬農業」への転換期が、「となりのトトロ」の時代だとすると、日本の農業の大転換期という、大切な時代だったと思われます。

ちなみに昭和28年(1953年)生まれの人は、2022年の今69歳です。

さつきが12歳だとしたら現在81歳です。

めいが4歳だとしたら73歳です。

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私は1981年生まれで、今年41歳になります。

このころ、まだ生まれてません。

ですので、「となりのトトロ」の描写から学ばせてもらえることは、とても大きいです。

どうやら、トトロの時期が、無農薬から農薬使用の転換期だと、窺えるのですが、となると、畦畔の除草は大変です。水田の中も大変です。

まず畦畔の草刈りですが、カマでしていたのかなぁ、と思います。

エンジンの付いた草刈機(刈払機)というものが、使われるようになったのは、昭和30年代のようなので、こういった意味でも、重労働が、少しずつ軽減された時代であったことが推察されます。

仮に草刈り機があったとしたならば、田植え前にしているはずなので、やはりトトロの中では、まだなかったように思います。

このことから私が窺える大切な事は、お米の品質です。

畦畔の雑草の対処には手が回らなかったと思いますので、おそらく、虫やカメムシの被害はおおく黒いお米、黒い斑点のあるお米が多かったと思いますし、ヒエなどの雑草の種も入り込むので、黒い粒が紛れ込む可能性も多かったと思います。

手で稲刈りをしていたと思いますので、案外緑色の未熟米は少なかったかもしれません。

早いと思ったら、後回しにできたと思うからです。

それでも、今の等級で言うならば、3等が多かったのかもしれません

アニメの中での描写では、かなり畦が緑色をしていたので、その後の農作業の際に、鳥の巣や、その中に卵があったり、シマヘビがいたり、ヤマカガシ、マムシもいたかもしれません。

芋虫毛虫はもちろん、カタツムリ、ナメクジも、ジョロウグモ、カエルなどの虫ちゃんも多かったと思います。

夏の夜になれば、カエルの合唱がものすごかったと思いますし、

秋になれば、鈴虫などの演奏会も大音量だったと思います。

現代は、カエルや鈴虫よりも、特におとといの夜なんか、暴走族的なマフラー音が響き渡っていました。

この当時、農作業の時は、裸足だったと思いますので、(かんちゃんは裸足でお手伝いしていた)ので、虫や蛇を踏んだ時の感触はたまらなかったと思いますし、水田に入れば、ヒルに血を吸われていたと思います。

その大変な時代、頑張ってくれた人がいてくれたおかげで、今現代の農業がありますので、感謝ばかりです。

地主の方々が、先祖代々の田んぼを大切にされていることが、「となりのトトロ」からも分かりますし、ご飯粒一粒でもおろそかにしていたら叱られたことも、こういうご苦労を積み重ねてこられた、ということがあったからだとわかります。

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