No.280  2019.01 「○○フリー」って何?

「○○フリー」とう言葉を耳にすることが増えましたよね。私なんかは「○○フリー」と聞くと、その「○○」を避ける生活をすると健康に良いように感じ、○○=敵 みたいなイメージを持ちます。

実際、健康診断の結果を見て、生活習慣病などの予防にファットフリー(脂肪や脂質を使わない)、シュガーフリー(砂糖を使わない)な生活を送らなければ、とか考えがちです。

でも、なんでもフリーならいい訳ではないと思います。

例えば、取りすぎは良くないですが脂質は体にとって重要な栄養素ですし、適度なストレスは生きていくうえで必要です。

 

ほかにも著作権フリー、ロイヤリティフリー、ストレスフリー、アルコールフリー、グルテンフリー、シリコンフリー、ケミカルフリーとどんどん挙げることができます。

 

 

今回は、気になっている「グルテンフリー」について取りあげてみたいと思います。

グルテンフリーとは、小麦などに含まれるグルテンを摂取しない食事や食品のことで、もともとはアレルギー症状が出る人向けの食事だったようです。医学的根拠はないようですが、海外セレブが健康のために行ったことで話題にあがりました。

お米にはグルテンが含まれていないので、グルテンフリーといえば小麦粉の代わりに「米粉」を使ったパンやパスタを代替品としてよく見かけます。ということは、主食を「ごはん」にすることで主食はグルテンフリーになります。わざわざ、米粉を使った代替え品でなくてもいいわけです。今はお正月のお餅の残りや、鏡開きしたお餅があるので、これを食べればグルテンフリーですね。ただし、カレーライスにすると、普通のルーには小麦粉が含まれているのでグルテンフリーにこだわるのであれば、米粉を使ったグルテンフリーのものを使用しなければなりません。

 

とはいえ、私は、アレルギーがあるわけではないので、グルテンフリーな食事に移行するのではなく、グルテンフリーな食生活を参考に、“新しいお米の食べ方”を知ることでおコメの消費up↑をもくろんでいます。

 

難しいことは抜きにして、主食は「ごはん」、買い物で迷った時は、「米粉入りパン」、「ビーフン」、「おせんべい」、「玄米茶」など原材料がお米のものを選ぶようにしようかなぁと思います。