「それはさすがにないよ。パパ」と笑われてしまった!?1歳9ヶ月の我が子に。

先日、1歳9ヶ月になろうとしている子供が熱を出してしまった。

体は熱く38℃もあり、本人も苦しそう。

1.5度違うだけで、体温はこんなに熱く感じてしまうのか、と驚いてしまう。

水分を取らせようとしても、哺乳瓶も、コップも、ウィダインゼリー的な容器のものも、イヤイヤと泣きながらはねのける。

いつもなら喜んで飲むのに。

そのうちのどが乾いたら飲むだろうと思い、待っていると、気付くともう数時間経っているではないか。

オムツを変えようとみても、おしっこはでていない。

飲む体力すら残っていないのか、このままじゃまずい!

これ脱水症状になるのでは!

親二人は焦るけど、子供は、いやいやと大声で泣くばかり。

どうしたら、どうしたら」と焦るが、ふといいアイディアが頭をよぎった。

「これだ!これを試してみよう」

自分が子供の前で飲んだふりをすれば、子供も美味しいものと思って、また、親の真似をしようとして飲もうとするのではないか、と気づいたのだ。

子供がご飯を食べない時によく使う常套手段だ。

ご飯の時、なぜか大好きなものでも食べない時がある。そういう時に食べるふりを目の前でするのだ。

そうするとどういうわけか、子供も食べ始める。

そのことを思い出し、応用しようと思い立った。

何にしても数時間水分を取らず、おしっこもしていない、早く水分を摂らさなければ。

コップに子供用の飲料と薬を入れる。

子供は飲まされると思ってか、首を振り振り、全力で拒否する。

そこでそのコップで、その目の前で飲むふりをしてみた。

もちろん口はコップにつけない。ほっぺにつけてあたかも飲んでいる風に演じるのだ。

「ぷはー、うまい!」

するとなんと!

次の瞬間、我が子は両手を伸ばし、コップを私から奪っていった。

可愛らしい小さな手でコップを持ち、斜めに持ち上げながら、一口、また一口と飲んでいく。

「よし!いいぞ!」と思ったが、すぐに飲むのをやめてしまった。

少しショックだったが、少しは飲んでくれたから、少しは前進した!

無言で突き返されるコップを受け取りながらも、前向きに考えた。

「よし、次は哺乳瓶のミルクを飲ませよう」

食事すらしてないので、ミルクで少しでも栄養をと思って用意していたものだ。

哺乳瓶を持っただけで、子供は拒否してくる。

「さっきと同じように、飲んだふりをしてみよう」

子供を抱きながら、目の前で飲んだフリをして見せる。

もちろんここでも口はつけない。

その私の姿を見て、我が子は一瞬動きを止めた。

その後突然「キャハハ!」と笑ったのだ!

さも「パパ、それは流石にないわ!」と言わんばかりに笑いながら顔を背けたのだ。

哺乳瓶のミルクも飲んではくれなかったが、笑顔になれる体力があることが分かり少し安堵した。

機嫌がよくなったと思ったので、台所に連れていき、いろいろなジュレを見せて、子供の反応を見てみた。

さっきまで機嫌がよかったのに、イヤイヤと首を振りながら泣いた。

そんな中妻が最後に一つのジュレを手に取って子供に見せた。

最近飲んでいなかった森永のジュレの最後の一つだ。

なくなったと思っていたのに、物陰に隠れていた。

「これ飲む?」

するとどうだろう?

子供が両手を伸ばし

「あっ、あっ!」とそれを要求したのだった。

その森永のジュレは、内容量が100gあり、我が子はすぐに飲み干した。

100g水分を摂った我が子は、その後眠りについた。

次の日の朝、体に触れると熱はなく、熱を測ると37.0℃と下がっていた。

妻と二人で一安心した。

が、今回の事で忘れられないのが、

1歳9ヶ月の我が子に、

「それはさすがにないよ。パパ」と笑われてしまった!?ことだった。

言葉こそしゃべれないが、そういう表情しぐさをしていた。

ものすごく心配したけど、子供の感性に驚いた出来事でもあった。

まぁ、ただの親バカ的視点から感じた事ですけど。

あの時の我が子の顔が忘れられない。

 

「譲る米」イメージキャラクター「ゆずるくん」

我が子がモデルの「譲る米」イメージキャラクターの「ゆずるくん」

《「ばんばのお米」のご注文はコチラから↓》
《北國銀行Visaデビットカードのポイントでお買い物できるコレゾ店はコチラから↓》
《譲る米の詳細はコチラから↓》
《譲る米の販売はコチラから↓》