「微生物」は良い奴だけど「菌」と聞くとイメージが悪い?土壌菌たちは頑張り屋さん!そんな頑張り屋さん達の「譲る米」
皆様は、「菌」と聞くとどんなイメージを持たれますか?
良いやつ? それとも 悪い奴?
菌と聞いて、すぐに頭に浮かぶのは、お風呂の端っこの方にある黒カビや、ピンクの汚れでしょうか。
それとも正月が過ぎた頃に、お餅についている緑や白のあれ?
それともマニアックで、あまり知られていないけど、結構やばいピーナッツの殻にできるカビ?
「菌」と聞いていも結構漠然としていて、「わかるんだけど、よくわからないわ」という方が多いのではないでしょうか。
せっかくなので触れますと、
「細菌」は、40億年ほど前からいます。つい最近のことではありません。
単細胞生物で、分裂して子孫を残します。
大きさはものすごく小さく、目ではその一つ一つは見えません。
例えば、一時期問題になった大腸菌や、よく聞くサルモネラ菌、健康食材などにもある乳酸菌やビフィズス菌、納豆の納豆菌などです。
人間の腸内にもいて、腸内細菌といわれるそれらは、400種以上、100兆個ほどあるという事がわかっていて(どうやって調べたんだろう?)、食べたものの分解、いろいろなビタミンを作ったりしてくれている事がわかってきているそうです。
それに対しまして、「カビ菌(真菌・菌類)」は、10億年ほど前からいます。
多細胞生物で、菌糸によって発育し、胞子を飛ばしたりして子孫を残します。(いろいろあるようですがとりあえず)
カビ菌などは、細菌よりは大きいと言われますが、これまた目では見えません。見えてるものは集合体です。ギャー!
どんなのがいるかといいますと、お風呂のクロカビ、アオカビ、アカカビ、厄介な奴で有名な水虫の白癬菌、食べると美味しいうま味成分と栄養の宝庫キノコ、お酒で有名な酵母菌、日本酒や味噌、醤油で知られるコウジカビ(麹菌)などです。
「麹菌」なら健康に良さそうですけど、「コウジカビ」と聞くと、体に悪そうな気がしますが、同じものです。
これが、「菌」や「カビ」という言葉の持つイメージ、人に伝わる第一印象だと思います。
「微生物」と「菌」と聞くと、微生物によい感じを持ち、「菌」と「カビ」と聞くと、菌に軍配が上がる様に思います。
第一印象のイメージって結構大きいですね。
これらを踏まえて、「微生物」を紐解けば、細菌、カビ菌、ウィルス、寄生虫も含まれます。
逆から言えば、これらは、「微生物」の中に収められるのですから、先ほどの第一印象を持ったままでは、もしかすると、「菌」の持つ、良い力や素晴らしい働きを見落としてしまうかもしれません。
ぜひこの機会に「菌」の持つ力に着目して、「土壌菌」のエネルギッシュな一面にも、気づいて頂けたら嬉しいです。
私たちの健康で元気な生活のためには、「菌」の力は、切っても切れない関係にあるものだと私は信じています。もちろん「菌」によっては取捨選択はしなければならないことはもちろんです。
しばらく時間のたった濡れたままのテーブル拭きで、机を拭いては、逆に臭くなりますし、そんなテーブルでご飯はたべれたものではありません。
手拭きのタオルも濡れたままかけっぱなしでは、せっかく石鹸で手を洗って消毒しても、それで手を拭けば、洗う前より雑菌まみれの手になり、そんな手では食品はもちろん、色々なものに触れて欲しくはありません。
でも反対に、健康のために、発酵食品のキムチや、納豆、お味噌汁、漬物、ヨーグルト、チーズなどを摂取するのは、とても良いことですし、日本酒や焼酎もその日の疲れを忘れさせてくれます(飲みすぎなければ)。
豊かな生活を送るためには、「菌」なしの生活は、出来ないのではないでしょうか。
栄養を吸収する入り口である、小腸の腸内細菌のバランスをよくすることが健康づくりの第一歩といわれるそうですが、稲も同じで、稲の栄養を吸収する根っこの土壌内の菌の状態をよくすることが、健康で元気な稲を育てることの第一歩であり、美しく健康的で、エネルギッシュなパワーあふれるお米を実らせる、大切なポイントだと私は信じて、米作りに取り組んでいます。
ですので、土壌菌豊かな田んぼで育ってくれた「譲る米」、菌に対するいろいろな先入観があるかもしれませんが、ぜひこの機会にお試しくださいませ!
「譲る米」は、今年の3月半ばに販売を開始しましたが、お米農家ばんばのネットショップ、最近オープンしましたコレゾ店でも早速のご注文、日ごろのご愛顧に、本当に感謝しております。
なかなか新商品というのは、選びにくいと思いますが、そんな中選んで頂けたこと、本当にうれしく思っております。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
ちなみに、「譲る米」の玄米はこんなきれいな、玄米でいう所の理想的な色をしています!
お米も鮮度そのままの真空パックにてお届けしています!
written by てぃ
こんにちわ。
趣味で野菜を作りたいといろいろと考えています。
そのまま食べても甘いニンジン。
軽く焼いて食べるだけで美味しいピーマン。
だしをかけてレンジでチンするだけで美味しいオクラ。
トロトロの液のでる下仁田ネギ。
とれたてをその場で丸かじりが最高のキュウリ。
そんな思いを巡らしながら日々お米づくりを勉強しています。
「もっとお米のことを考えろっ!」!って叱られそうですが、
美味しい野菜と、美味しいご飯の組み合わせって、最高の栄養源、元気の源って感じがしません?
そんな私が、日常の日々の中で見たこと、思ったことなどを皆さんにご紹介させて頂ければなぁと思っています。
こうやってお米って作られるんだぁ、農家の人っていっつもどんな事してるんだろう?
へー、こんなこともしてるんだぁ!
そういう新たな一面というか、そういう驚き?のきっかけになって頂けたらと思います。
これからもよろしくお願いします。
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