春作業始まりました(*_*)

ハウスのビニールかけです  天井にかけられたビニール今年の冬は、記録的な暖冬で終わり、春がやってきました。
弊社では、天候を見ながら春の農作業を始めました。この時期、天候も不安定で、屋内での作業と外での作業を並行して行っています。

外の作業は、育苗ハウスのビニールかけから、始まりました。

風のない穏やかな日を選んで、行いますが、風が吹き出すと作業は中止ということで、今年は、中3日あけて、実際2日間でビニール張を行いました。

また、圃場が乾き始めたので、耕起作業を開始しました。

とらくたーによる耕起作業トラクターによる耕起作業 今年は、2月下旬から、雨の日が多く、圃場の乾きも悪かったため、作業開始が遅れ気味にすすんでいます。それでも、トラクター2台体制、新規に1台納入され3台体制での耕起作業になります。この耕起作業が進まないと、代掻き、田植え作業に進んでいきません。そのため、この作業は、重要な役割を果たしています。

 

 

袋詰めされた種子  種子の袋詰め一方、屋内では、播種の準備が進んでいます。浸種,催芽への作業のため5㎏づつの袋に仕分けします。この作業で、品種ごとに色の違った袋に詰め込みます。種もみは、見た目には、ほとんど違いが判りません。そのため、間違いをなくすため、袋の色分けを行います。

 

 

温湯による種子消毒温湯消毒された種子を冷やします  小分けされた種もみは、温湯による殺菌を行います。この作業を温湯消毒といいます。60℃の温湯に10分間浸けます。モチは、10分だと発芽が阻害されるので、6分で行います。このあと、すぐに冷水で冷やします。
その後、浸水します。酸素の補給と、発芽阻害物質の洗い流しのため、1日おきに水を交換します。これの作業をしないと、発芽阻害や発芽ムラがでます。
十分吸水された、種もみは催芽、播種とされていきます。