No.297  2020.06 カルガモをよく見かけますヽ(^o^)丿

カルガモの親子がひょこひょこと道を渡る風景がニュースになるなど、カモは私たちにとって身近な水鳥です。

カルガモは日本全国に分布し、水辺で生活しています。

この時期は、畔の上で親鳥の後をついていくかわいいヒナの姿を見かけます。畔の草刈りをしていると、巣とその中にある卵を発見しました(下の写真)。無事にふ化することを祈るばかりです。

 

カルガモがいる風景はほほえましく癒されますが、元気に泳ぎすぎてあんまり苗を踏みつぶさないでね。

「今年のお米もおいしいカモ!!」と、カモにのっかって期待してしまいます。

 

「カルガモ」の名前の由来は諸説ありますが、ひとつには、万葉集の歌の「軽ヶ池」からとったものではないかといわれています。

軽の池の 浦廻行き廻る 鴨すらに 玉藻のうへに 独り宿なくに

軽の池を泳ぎまわっている鴨でさえ、玉藻の上で一人きりで寝ることはないのに、、、、(私はあなたとは一緒に夜をすごせないのですよ) 作者:紀皇女(きのひめみこ)

たのしい万葉集より抜粋 https://art-tags.net/manyo/

 

万葉集といえば今の元号「令和」の出典もとで話題になりましたよね。「令和」と同じように「カルガモ」も万葉集にちなんだ名前というのには驚きです。