みそ汁は頼りになる

「一汁三菜」って聞いたことありますよね。

和食の基本といわれ、献立を決める際の目安になりますね。

今回は、その「一汁」に焦点をあてていきたいと思います。

 

「炊きたてのごはんとみそ汁」は、和食の定番ですよね。これは、栄養的にみてもバランスが良く相性抜群です。

ごはんは、炭水化物、ビタミン、ミネラル、食物繊維など栄養バランスに優れているといわれていますが、必須アミノ酸のリジンは少なく、リジンが豊富なみそ汁を組み合わせることで、必須アミノ酸をバランスよく摂ることができます。

 

また、「子どもの野菜嫌い」もみそ汁が解決してくれるそうです。

子どもが野菜嫌いなのは、野菜が持つ「苦味」「えぐみ」「青臭さ」「辛み」「酸味」などが原因で、これらの成分は調理方法を工夫することで、取り除いたり、味を変化させたりして、食べやすくすることができます。

普通は、苦手な野菜は、細かく刻んだり、すり下ろしたりとあの手この手を使いますが、「みそ汁」に野菜を加えることで、苦味が抜け、甘味も増し、野菜の栄養分も逃さずにうま味として汁に閉じ込めることができます。特にみそ汁は、だしとみその風味やうま味のチカラで、一層野菜が食べやすくなり、子どもの野菜嫌い克服に手軽で効果的だそうです。

「うちのみそ汁」応援プロジェクト 味の素株式会社 HP参照

 

 

どんな具材でも合うみそ汁は、手軽に野菜を食べるのに最適のメニューですね。

私も、献立に悩んだら「一汁三菜」にとらわれず、具だくさんみそ汁で「野菜をたくさん摂ること」を意識してバランスのいい食事にしていこうと思います。

みなさんもいろいろなみそ汁を楽しんでくださいね。