新しい元素

 昨日の木村秋則さんの講演をお聞きし、その時は、本に書いてあることもお話しされていたので、生の声をお聞きしたという充実感であったが、今日、一人静かに作業しているといろいろと思い出され、考えることが多く、今になって、木村さんの講演を聴きに行って良かったと思えるようになりました。本当に良いお話というのはその時より、その後、そして後になっても考えさせられるものなんだと思います。

 その一つに、「リンゴが耐えてくれたから、・・。」「家族が耐えてくれたからと・・。」(一番印象にのこっていることばです)感謝の言葉からお話しされていて、木村さんの生き方の基本が伺えた。

 第2部での中で、「人間が使っている(わかっている)元素は?種類だけど宇宙人はその何倍もの元素を使っている。」という話があった。
その元素はひょっとして、よく言われている言霊みたいなものではないだろうか?前向きな肯定的な言葉、気持ちなどが、現在の科学では証明されていない元素かも知れない。


 お米を作っていて思うんだけど、施肥設計や圃場条件、天候によってもお米の味は変わります。でも、何かがまだ他にあるような気がしています。普通は自然相手で条件が違うから、と言っていますが、・・。

 自分で言うのも言いづらいのですが、気持ちがあまり乗らなかったり、調子にのっていた年のお米は、おいしさが今一感じられない年がありました。ところが、失敗続きの年でも自分では十分納得ができていなくても、お客様の評価の高い年がありました。お客様のお世辞だろう、と素直には受け入れられませんでしたが、お客様に喜んで頂くためにと、一所懸命に栽培した年はなぜか、評価が高かったのです。自分では、どうしてもわからないことでした。

 今、思えば、それが、新しい元素の一つだったのかも知れません。これからの米作りに何かが見えかかってきたような気がします。まずは、今年はすべてに感謝の気持ちで、喜ばれる米作りをしていきたいと思います。新しい元素を見つけながら、・・・。

 で、まだまだあるのですが、追々書いていこうと思います。文章がうまければ、もっとわかりやすく書けるんだけどなぁ。

 昨日お聴きした土の温度、田んぼに穴掘って温度調べようとしたんだけど、昨日までの雨でぐちゃぐちゃで今日はあきらめました。
★むっちゃんは、ときどきツイターでつぶやいております。