緑一色から

22.7.30-1夢ごこち.JPG22.7.30-2夢ごこち.JPG 早稲の品種から順番に穂が揃ってきました。ゆめみづほ、石川糯24号、ひとめぼれ、夢ごこち順です。写真は、夢ごこちの写真です。うちの場合、コシヒカリは、まだ、走り穂の状態です。穂揃いは10日頃の予定です。今まで、緑一色だった田圃が緑と黄色になってきました。季節の移り変わりを感じさせてくれます。
 おかげさまで、ここまでの稲の生育は順調です。 今後の天候によっては、変動があるとは思いますが、平年並みの8月であってほしいです。大きな台風の来ないことを願ってます。これから2ヶ月程台風の動きがとても気になります。


 今年の7月は、中旬がとても暑く稲の成長は進みました。昔から、8月日照りの米穫らず、と言われていて、7月の晴天は豊作だといわれていました。今年は、ひょっとすると豊作になるかもしれません。
 で、中旬の高温が稲に及ぼす影響がでてきました。遅植えの稲の出穂が早まる可能性が出てきました。例年でも、1週間から10日ぐらい後に出穂するのですが、今年は少し早まりそうです。うちで栽培している品種は、ほとんどが感温性品種(気温が上がってくると栄養成長から生殖成長に変わるという性質を持った品種)であるため高温により生殖成長が早まったものと思われます。
 秋の収穫作業の分散化を考えて、遅植えにしているのだけど思ったほど分散化ができないようです。それでも、出穂期の幅の広がりは秋作業の分散化に多少は影響するものと思います。
 高温年が増えてきた昨今、品種の選定をもう一度考え直す必要があるのではないかと思います。