No.294  2020.03 ワラ細工に挑戦しています(SDGs取り組み)

昨年から、ばんばでは米俵を中心としたわら細工に挑戦しています。わらは本来、稲作の副産物として生まれます。稲を刈り、脱穀して残ったものがわらとなります。米の生産という目的だけでみると、脱穀して米がなくなったわらは「役目を終えた」感がありますが、日本では昔から、履物である“わらじ”や、敷物としての“むしろ” 、土壁の補強材などとして利用してきました。このように様々な形で活用され私たちの生活に欠かせないわら製品は、時代とともに生活の中から姿を消し、多くは工芸品として目にするだけとなりました。

ばんばでは、美味しいお米を作ってくれる母体となるわらを大切に生かすことが、リサイクルや循環型社会の一端として「環境に配慮する」ことにつながるのではないかと考えています。そして、持続可能な社会を築く上で必要なことだと考えます。