大事な水管理
稲作で一番大変な作業に水管理があります。水回りと言って毎日欠かさずすべての圃場を回ります。私の場合、朝は日の出前に出ます。この時期だと朝4時過ぎです。曇りや雨の日は、暗いので若干遅く出ます。
田植え後の稲は、小さく、水に沈んだり、寒さや風で傷んだりするので、1~2週間は特に、気を使います。田植え後の水加減は、苗の活着(根づくこと)や生育のうえにきわめて重要です。水が、少ないとすぐに草が生えてきます。(水の少ないところや田面が露出しているところは、除草剤の効きが悪くなります。)
また、土質によっても水加減が違います。湿田のように水持ちの良いところは、浅水に、砂地(砂壌土)に近いところは、深水にします。
水加減は、温度(水温、地温)にも影響します。簡単なようで、難しい、技術のいる手間暇のかかる作業です。水を制する者、稲をも制すと言っても過言ではないと思います。
むっちゃんこと 番場睦夫です(^o^)
お米を作って45年とは言っても1年1作のものですから、45回しか作っていません。自然相手に、おいしいお米づくりを目指して、日夜奮闘しています。!(^^)!
* 写真は、ちょっと若い時のものですが、お気に入りなので・・。(^^)/~~~