冬は根を張る季節です、真面目に勉強しています。(^^)/~~~

農業経営セミナー 講師 山田修路参議院議員

農業経営セミナー 講師 山田修路参議院議員

北陸の冬は、雪や雨が多く農作業はできません。そのかわりに、勉強が出来ます(^o^)

先日、石川県農業法人協会の農業経営セミナーが行われました。

講師は、元農林水産省審議官で現在参議院議員の山田修路先生でした。

演題は、我が国農業を巡る情勢について でした。

今回、40年ぶりに廃止されるお米の生産調整の配分など米政策の見直しについての、お話でした。

 

私の農業人生は、生産調整への取り組み、関わりがメインでした。

生産調整で、麦や大豆、蕎麦(最初の頃)の栽培を行って来ました。

転作作物と言われるものの栽培が、お米の栽培と関わりをもって、米生産者の車の両輪のようなものでした。

その生産調整の配分を国が行わないと言うことに、不安と寂しさ、期待というものが入り乱れています。

本音は、不安です。(´д`)

 

最初の頃は、転作面積が10~15%位だったと思います。

2haの農家でも、20~30aの面積を麦や大豆を作らなければなりませんでした。

少しの面積であっても、麦刈りにコンバインを使い、掃除をしなければならない。

大豆の場合は、播種機、培土機、収穫機が必要でした。

機械を買うには、面積が・・・、というところから、誰かが作業を請け負ってくれたら、・・・。

となり、当時の青年、後継者?に白矢が、・・・。

 

私は、この生産調整があったからこそ、今日の規模拡大ができたのです。

その生産調整、国の配分がなくなります。

生産調整の賛否は別として寂しく、先行きに不安があります。

でも、自分の経営の中で、自分で考えて全てお米が作れることに、うれしさもあります。

お客様のニーズやウォンツに合った米作りが、出来ます。その分、責任はありますが・・・。

そして、転作作物の作業請負から、稲作の作業受託、全作業受託となり、規模拡大が進んできました。話がそれました_(_^_)_

 

今回の米政策の見直しは、生産者だけでなく実需者にも、吉とでるように行って欲しいと思います。

これまでは農業政策とみられて来ましたが、これからは食糧政策として国民が一丸となって、考えて行かなければならないのではないか、と思います。

農業法人協会研修会 講師佐南谷氏

農業法人協会研修会 講師佐南谷氏

第2部は、県の農林水産部の佐南谷氏から、米政策の見直しの概要について とご講演いただきました。

現時点でわかっている 内容と政策の変更によるメリット、デメリットについてでした。

短時間でしたが、米政策の見直しについて、勉強が出来、有意義な時間でした。\(^_^)/

頭を使ったぶんだけ、喉が渇きました(^o^)
あとは、・・・・・・(^^)/~~~

 


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やっぱり冬だ。