No.302  2020.12 雨具と降水確率

出かけるときに雨具が必要かどうかの判断に欠かせない降水確率。みなさんも毎朝、天気予報で天気だけでなく降水確率もチェックしますよね。「例えば降水確率30%とは、同じ気象状況が何回もあったとしたら、そのうち雨の降る日の割合が約30%あるということです」。つまり10回に3回の割合で雨が降るということになります。つまり、降水確率はあくまで「確率」を示したもので、強さや降る範囲、時間などは関係ありません。

みなさんは、何%以上だと雨具を持って出かけますか?私は40%以上だと持って出かけます。悩むのが降水確率30%のときです。私はもし天気予報の解説で「大気の状態が不安定です」というフレーズが登場したら、天気が急変する可能性があるので、降水確率30%でも雨具を用意します。

年間を通して雨の日が多く、特に冬は天気が変わりやすく、1日のうちに晴れ、雨、曇りと変わりやすい石川県では「弁当忘れても傘忘れるな」という言い伝えがあります。「弁当」よりも「傘」のほうが大事??と思いますが、皆さんも冬場に石川県にお越しの際には、降水確率が低くても雨具の準備をお忘れなくo(^▽^)o