裸の稲の子供が風邪をひかないように!
寒い日が続きます。
ニュースでは、関東で雪が降ったとか。
石川県は6℃くらいかなぁ~。
暖かい日はあるのですが、急に3℃になったり、雨の日が多くて日照時間が少なかったりで、気持ちが盛り上がりません。
これは人間だけではなくて、稲の子供たちも同じなんです。
生まれたて↓
育苗器からの苗出しの時の写真です。
最初は白色の芽が出ます。
光に当たってませんから。
こうやって芽がしっかり出るのかどうか、見てみるまではかなり不安です。
これで一先ず安心です。あくまでヒトマズです。
稲が緑色になっています。
光を浴びるとからの色が付きます。
自分で光合成をしてエネルギーを作りだせるように生長します!
人間でいうよちよち歩きの段階でしょうか。
でもまだまだ油断はできません!
寒さや高温で、苗が弱ってしまいます。
冷えそうなときは、こういったシートをかけます。
強い紫外線や日差しなどの強い刺激からも守ってくれます。
お布団みたいなものです。
大変な水やりです。
布団に入ったままお風呂に入れないように、一度まくって水をやります。
終わったらまた掛けなおすのですが、それがまぁ、大変!
なのでこんな工夫もしています!
写真ではわかりにくいですが、水を張ったところに、苗箱を浸します。
プール育苗と言います。
色々なメリットがあります。
苗の高さが均一になります。
苗の影が水面に移っているのがわかるでしょうか?
さらに数日後の苗です!
結構丈が伸びてきました!
ふさふさしています。
毎日見るのが楽しみです!
薄いところもありますが、水かけの時の水の量などによってもこのような差が生まれます。
結構水やりも難しいんです!
これを田植えまでに生長を均一に仕上げます!
ここで今年の米づくりの7割近く決まってしまうといっても大げさではありません!
元気な苗が、美味しい、お客様に感動を与えるお米を育ててくれますから。
病弱な苗では、美味しいお米にはなりません。
こうやって、苗の生長を毎日眺めるのも農家の醍醐味です!
written by てぃ
こんにちわ。
趣味で野菜を作りたいといろいろと考えています。
そのまま食べても甘いニンジン。
軽く焼いて食べるだけで美味しいピーマン。
だしをかけてレンジでチンするだけで美味しいオクラ。
トロトロの液のでる下仁田ネギ。
とれたてをその場で丸かじりが最高のキュウリ。
そんな思いを巡らしながら日々お米づくりを勉強しています。
「もっとお米のことを考えろっ!」!って叱られそうですが、
美味しい野菜と、美味しいご飯の組み合わせって、最高の栄養源、元気の源って感じがしません?
そんな私が、日常の日々の中で見たこと、思ったことなどを皆さんにご紹介させて頂ければなぁと思っています。
こうやってお米って作られるんだぁ、農家の人っていっつもどんな事してるんだろう?
へー、こんなこともしてるんだぁ!
そういう新たな一面というか、そういう驚き?のきっかけになって頂けたらと思います。
これからもよろしくお願いします。
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