ここから農薬は使いません!美味しいお米になあれ♪「温湯種子消毒」
いよいよこの時期がやってきました!
種まきです。
米作りの要と言っても言い過ぎでないくらい大切な作業です。
種の準備です。
この種の準備の段階で失敗すると、一年を棒に振ります。
米農家は生活ができなくなります。
少しピリピリと緊張します。
ピリピリしても何も変わらない、やることをするだけなのですが、やはり気が張ります。
もしお米農家の方がいらっしゃたら、そちらも同じ状態でしょうか?
もみ種が病気にならないように、まず消毒をします。
昔は、農薬を使って消毒をしていましたが、今は温かいお湯で消毒をしています。
まず、ここから農薬を使いません!
今、ばんばのお米はすべて、温湯種子消毒です。ここは共通しています。
一部、加工米用にもち米を作っていますが、もち米もすべて温湯種子消毒です。
農薬消毒と比較すると、手間がかかりますが、安心です!
私たち作り手の体にとっても環境にとっても、もちろんお客様のお体にとってもです。
食べるならやはり農薬を極力抑えたものです!または、使っていないものです。
その写真です。
手前の赤や青のネットに入っているのはもみ種で、5キログラムずつ入っています。
品種によってお米の色を分けてあります。
湯気が出ているのがわかりますでしょうか?
でも熱湯ではありません。
私たちでもやけどするように、種もダメになってしまいます。
温度は60度です!
温かくしたただの水です。
ちなみに塩素の入っている水道水ではなく、地下水にこだわっています!
ポンプで汲み上げています!
それを時間を図りつけます。
全体に同じ温度がいきわたる様にもみほぐします。
結構これが大変!
そしてタイマーがなったらすぐに湯からあげ、水で熱を抜きます。
ここがポイント!
素早い動きが求められます!
この時も全体の熱が取れるように水の中でもみほぐします。
念入りにです。
そして熱をしっかりと取ってから下の写真のように水につけます。
この作業で失敗すると、種をすべてダメにしてしまいますので、緊張緊張の作業です。
この作業は、農協に依頼してしてもらうことも可能ですが、「ばんば」では少しでも安価でお客様にお米を提供するために、自分たちでやっています。
手間はかかりますが、ばんばでは、ここからお米に関わっていきます。
それがこだわりの一つです。
そして、自分たちでやるからこそ、もみ種の一袋一袋に対して、
「美味しくなあれ、美味しくなあれ!」
「お客様に喜んでいただけるお米に育ってね♪」
「食べた方が健康で幸せに恵まれますように!」
という思いを乗せることができます。
ブツブツと口にでることもありますが、一人で何かしゃっべってる危ない人ではないので、ご安心を!
written by てぃ
こんにちわ。
趣味で野菜を作りたいといろいろと考えています。
そのまま食べても甘いニンジン。
軽く焼いて食べるだけで美味しいピーマン。
だしをかけてレンジでチンするだけで美味しいオクラ。
トロトロの液のでる下仁田ネギ。
とれたてをその場で丸かじりが最高のキュウリ。
そんな思いを巡らしながら日々お米づくりを勉強しています。
「もっとお米のことを考えろっ!」!って叱られそうですが、
美味しい野菜と、美味しいご飯の組み合わせって、最高の栄養源、元気の源って感じがしません?
そんな私が、日常の日々の中で見たこと、思ったことなどを皆さんにご紹介させて頂ければなぁと思っています。
こうやってお米って作られるんだぁ、農家の人っていっつもどんな事してるんだろう?
へー、こんなこともしてるんだぁ!
そういう新たな一面というか、そういう驚き?のきっかけになって頂けたらと思います。
これからもよろしくお願いします。
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