種まきが始まりました\(^_^)/
ここで、種子を少しだけ発芽させるための作業催芽を行います。
この作業には、いろいろな方法がありますが、うちでは約30℃の温湯に浸けて加温し発芽させます。
酸素の補給と温度を一定に保つために催芽ポンプで空気と30℃のお湯を循環させます。
この作業が、重要なため神経を使い難しい作業になります。
時間を長くすると芽が伸びすぎになり、芽を傷めたり、播種の時に撒きむらに成ります。
ちょっと芽が出た状態、鳩胸状態にするのですが、時間単位で観測しなければすぐに伸びきってしまいます。
これは、前年度の登熟期の気温、品種、吸水時間、浸漬時の気温、水温などの影響をうけます。
感と経験を頼りに催芽を始める時間を決めます。
ちょっと伸び過ぎの感がありますが、これを播きます。水からあげた籾は、
これが乾いてから、播種となります。
播種は、3人以上の人数で行います。
以前の機械の時は、2人でも充分でしたが、播種機を昨年更新したため能力が上がり、最低でも3人の人が必要となりました。
まず、床土を詰めた箱を入れます。次に水をかけます(灌水)。
その後種を蒔きます。品種、栽培方法によって播種量を決めます。
以前は、薄蒔きだったのですが、最近は収量のこともあり、若干厚く播くようにしています。
種を蒔いた後は、土をかけます(覆土)。
その後は、自家製育苗器に入れ、30℃前後の温度で、3日置きます。
3日経つと出芽してきます。
この出芽されたものは、育苗ハウスに並べられ大事に育てられ本田に移植されます。
うちでは、トラクターやオペレーターの人員も少ないため、作業を早め早めとし、効率化を図っています。
最近では、ネット等で気象情報もきめ細かく入り、作業の計画も立てやすく、助かっています。
具体的なことは、専門的になりますのでここでは控えさせて頂きますが、特に耕起の重要性は、肥培管理以上のものがあると思います。
うちでは、お米の品質向上のため、耕起のあり方を模索、検討中です。
これから、農作業も本番を迎えていきます。
スタッフ一同、体に気をつけて、安全に作業を行って行きたいと思います。
今日の雨は、言い雨だ(^O^) 作業はあるけど、体が休まる!(^^)!
むっちゃんこと 番場睦夫です(^o^)
お米を作って45年とは言っても1年1作のものですから、45回しか作っていません。自然相手に、おいしいお米づくりを目指して、日夜奮闘しています。!(^^)!
* 写真は、ちょっと若い時のものですが、お気に入りなので・・。(^^)/~~~