夏休みの自由研究が返ってきた!!

冬休みが終わり、三学期も半ばを過ぎたという今、娘の夏休みの宿題のひとつである自由研究が返ってきました。

テーマは「白いごはん」でした。お米に関することなので少し紹介したいと思います。

 

「なぜ、白いごはんは毎日食べても飽きないのか?」

について実験したり、図書館で調べたりしています。

まず、白いごはんに食紅で色を付けて、食べ比べ、味や触感が同じであることを確認します。そして、一週間三食食べ続けました。すると、2~3日で食欲がわかなくなり、特に青く着色したご飯は食欲がわかなかったことがわかりました。そこで、

①色が違うだけで食欲がわかなくなるのはなぜか?

②青色は特に食べたくなくなるのはなぜか?

③なぜ、白いごはんは毎日食べても飽きないのか?

という疑問を提起し、図書館で「稲作の歴史」「色」などについて調べ、実験で感じたことをまじえてその結果をまとめています。

 

①人は、目で見て「美味しそう」かどうかを判断しているため、食欲と色には関係がある。「白いごはん」には、「ごはんは白い」「ごはんは美味しい」という経験がある。一方で「着色したごはん」は、「食べたことがない」→経験していないので、あまり食べたいと感じない。

②青い食べ物がほとんどないこと、本能的に青は腐敗の色として認識されることで受け入れにくい。

③美味しいごはんの条件のひとつである「色が白くツヤがあること」、淡白な味と白い見た目から「どんなおかずにも合うこと」、そして「おいしいと思って食べること」が飽きない理由ではないか。

はじめテーマだけみると、答えは出るのか?と感じましたが、娘なりに答えを見つけ完成させています。大人でも、自分なりに調べる方向を探し、情報を集めて、まとめるというのは、とても根気がいるし大変だと思います。それをやり遂げたことに感心させられました。

 

この自由研究をみて、私も「白いごはん」を見直すきっかけとなりました。また、ごはんに限らず「おいしいと思って食べること」が大事だということを再確認させられました。