No.260 2017.05 つばめがやってきた

今年もばんばにツバメがやってきました。現在は、4組のつがいが抱卵中です。

春になると、日本に戻ってくる「ツバメ」。暖かい4月から7月にかけて、軒下などに巣を作り、子育てをするので、巣作りからヒナが飛び立つところまでを間近に見ることができる貴重な野鳥です。この時期になると、新聞などでも風物詩として取り上げられるツバメですが、童話やことわざ、短歌や和歌などにも登場しています。何故人々は、今も昔もツバメを好むのでしょうか。昔から、人間の近くに住み、田畑の害虫を食べるツバメは、農家の人々を中心に大切にされてきました。諸説ありますが、季節の移り変わりや生命力を感じさせてくれることや、人の集まる場所に現れ、災いを素早く察知する生態から、幸福の象徴とも言われているそうです。