農薬を使わないこしひかりの冬期代掻きをしています。
例年の事ですが、今年も農薬を使わないコシヒカリの圃場の代掻きを行っています。
今年は、その後の管理を少し変えてみたいと思っています。
これまでは、夏場、生育期間中の草を抑えることが、目的でした。
実際、の時期に代掻きをして、湛水(水を張った状態)にしておくと、草の種子の発芽が抑えられます。
これは、とろとろ層(土の表面がとろとろとした状態)は酸欠状態になるので、冬眠中の種子が呼吸できなくなり、春になっても出芽してこないというので、この時期に代掻きをし、冬期間湛水にしました。
種子などは枯れるのですが、湿田等に生える雑草は地中深くに塊茎がいて、これらが、稲の生育後半に出て来ます。良いことばかりではありませんね。
その他に、湛水状態であるために、毎年畦塗りをしても畦の土が流れ落ちて、畦は小さくなってきました。畦シートを敷いたりしましたが、時間と経費がかさみました。
また、河川工事のため、用水が止まる時期が長くなり、雨や雪が降らないと冬でも田んぼの水は干しあがりました。
その上、土壌は、冬期湛水で還元状態になり、有機物の分解が遅れ、地力の低下が見られました。
そして、圃場は、深くなり、作業機の走行が難しくなってきました。
そのため今年は、冬期代掻きV溝乾田直播にヒントを得て、代掻き後は落水し、乾燥させ、
春には、一般の栽培通りの作業工程を経て、田植えをする計画です。
いろいろ試行錯誤しながら、来年に向けての準備をしています。
良いお知恵がありましたら、アドバイスお願いいたします。_(_^_)_
むっちゃんこと 番場睦夫です(^o^)
お米を作って45年とは言っても1年1作のものですから、45回しか作っていません。自然相手に、おいしいお米づくりを目指して、日夜奮闘しています。!(^^)!
* 写真は、ちょっと若い時のものですが、お気に入りなので・・。(^^)/~~~