田植の準備OK?
田んぼが銀世界です。代掻きも終わり、あとは田植を待つばかり(?_?)
ここは26年産より行っている無農薬の試験圃場です。
無農薬や自然栽培では、最大の課題は除草です。
これをどうするかによって、お米の品質、収量が決まります。
私が、農学を勉強し?始めたとき、先生から言われたのは、
「農業は草との闘いである。」という言葉です。
慣行の時は、そんなに気にしませんでした。
稲の大敵は、ヒエであり、ヒエ剤として、MO,サターンなどの除草剤があり、
ヒエには効果があり、本田での発生はほとんど見られませんでした。
広葉や宿根性の雑草にも効く除草剤が出て、雑草の心配がいりませんでした。
ところが、除草剤なしでの栽培では、草が生えて大変でした。
深水にすれば、ヒエは、生えない、生えても枯れていく。
と言われてますが、ヒエを生やさないようにすると、今度はこなぎやホタルイなどの草が一面になります。
うちでは、上の写真のように、秋の収穫後に、代掻きをして、田植までにとろとろ層をつくる方法での
試験を行っています。
これにも、何通りかの方法があって、試行錯誤しています。
その反面、圃場を徹底的に乾かして、栽培する方法も行っています。
秋の収穫以後に、弾丸暗渠をサブソイラー出入れ、乾かすことに専念している圃場もあります。
どっちも一長一短はありますが、うちに合った方法を見つけるまでは、いろいろと試験栽培を続けて行きたいと思います。
以前から見ると、先が見えてきたようなというか、遠くに明かりが見えてきたようです。(^_^)
むっちゃんこと 番場睦夫です(^o^)
お米を作って45年とは言っても1年1作のものですから、45回しか作っていません。自然相手に、おいしいお米づくりを目指して、日夜奮闘しています。!(^^)!
* 写真は、ちょっと若い時のものですが、お気に入りなので・・。(^^)/~~~