「環境保全型農業でもあり、循環型農業でもある」信念とこだわりと、情熱をもっての取り組み。それが『譲る米』

「環境保全型農業でもあり、循環型農業でもある」信念とこだわりと、情熱をもっての取り組み。それが『譲る米』

これが今回のタイトル。

(今回の記事では、「~です。~ます」を省き、心の声をまとめて、つぶやき形式で綴ります)

このタイトルどんなこと?

「環境保全型農業」とは

環境を大切に、環境に負荷をかけないように

そのように農業をすること。

私の場合は、環境への負担を極力かけず、米作りをする。

自然環境には、常に、これからも元気いっぱいでいてもらう。

昨今、温暖化や、極端な天気の変化で、問題が多発。

健康で元気な自然環境と共存することで、私たち人間も健康で元気に生きていけるんじゃないか。

気候変動など世界規模のものに対しては、微力の中の微力だけれども、田んぼ数枚分の規模なら、生態系を少しぐらいは昔に戻すきっかけになれるかも。

夜、うるさいかもだけど、カエルの鳴き声が増えたり

気持ち悪いかもしれないけど、それを餌にするヘビが増えたり

川の側に蛍が帰ってきたら、本当に嬉しいかな。

私の「環境保全型農業」の目指す姿は、その第一段階の目安は、カエルや蛇やホタルが増える事かなぁ。

今は、化学的に合成させれた、肥料や農薬の使用頻度が多くなった。

それは仕方がない面がある。

農業従事者の高齢化、効率化の推進、コストの削減。

化学的に合成された農薬や肥料だと、それでも実際は大変だけれども、労力的な負担は少なくて済むし、効率がいい。

だけど、土の中の有機物のエサが減り、ミミズやオケラなどの小さな生き物が住みにくくなり、それを餌にするカエルが減り、それを餌にする蛇が減る。

田んぼから流れ出る有機物が減ると、水中のそれらを餌にする昆虫が減る。

当然、蛍も減るし、水中のコケや水草、昆虫を餌にするメダカ、ドジョウなどの小魚も減る。

自然環境が乱れると、そこに展開する生態系も崩壊する。

目に見えるレベルで、カエルが増え、蛇が増え、蛍が増えると、目に見えない、気付きにくい部分でも、きっと変化があり、もっともっと生態系が回復しているに違いない。

その点でも、「譲る米」を育む「譲る米農法」は、田んぼの中では、廃棄野菜や廃棄果物、米ぬかのみの、有機物しか使用していないから、環境保全に大いに貢献できている。

おこがましいですが、そう信じています。

さらに、自然界にいた有能な土壌菌を生きたままバランスよく含ませていますので、環境保全の根幹、土から元気に健康に回復するに間違いない!

つづいて

「循環型農業」とは

化学的に合成された肥料を使うのではなく、土から生まれた野菜や果物、食べ物を利用したものを使いたい。

食べられるものを無理やり肥料にする必要はないけども、食べられるのに廃棄される、賞味期限切れのお弁当や、形崩れなどで商品として販売できない食品加工物、規格外れの野菜や果物、などは再利用したい。

焼却して灰にしたのでは、もったいない。

その有機物を、土に戻して、そこからできたもので廃棄されるものは、また土に戻したい。

有機物を循環させて、無駄のない様に。

最近の言葉で、「エコに努力してるね!すごいね!」と褒められるかもしれないけど、

私の体の深い所に染み付いた、古くからある「もったいない」に根付いているのかもしれない。

「エコお化け」はいないけど、「もったいないお化け」は時々、脳裏を横切る。

 

循環型農業といっても、いろいろあるが、私はシンプルに、有機物の循環。

 

人が食べれるもので、土づくりをするのだから、そこから生まれるお米も野菜もまた、人が食べられるものになる。

当然の道理。

人が直接食べない化学合成された無機質なもので、本当の土づくりができるのか。

人が直接食べない化学的に合成されたものから、作物はできるかもしれないが、果たして、私たちの体の細胞一つ一つは、それらを「美味しい」と認識してくれるのか?

香りを「美味しそう!」と感じるだろうか?

香りだけで唾液が出てくるものが育つであろうか?

未熟者だけれども、一人のいち農業従事者として、そこに疑問を投げかけつつ、出来る取り組みをしていきたい。

「譲る米」を育てる「譲る米農法」は、廃棄される野菜、果物、米ぬかのみをしている。

人が食べれる有機物をそのまま土づくりに再利用している。

体に優しいものが出来て当然。

しかもその有機物を、ただ土に混ぜ込むのではなくて、優秀でバランスのとれた土壌菌たちを、同時に土に入れて、6ヶ月ほど、じーっくりと寝かせるのだ。

土に土壌菌という名の微生物を入れ、そのエサとなる有機物も入れる

これは土づくりに強力な応援となる。

ぬか漬けと同じだ。

漬け込むほど旨みが蓄えられる。

肝は、土壌菌たち、微生物の活躍だ。

いかに土壌菌たちに住みよい環境を整えてあげられるのか。

有機物、酸素、水。

それに極限こだわったのが、「譲る米」であり「譲る米農法」だ!

 

環境保全型農業、循環型農業を維持することで、化学合成された肥料であれ農薬であれ、それらを減らし、人の食べられるものを循環させ、回していく。

色々な目に見えない微生物から、目に見える昆虫や爬虫類、鳥類まで、みんな元気に健康で共存していく。

色々な生きものと共存するというと、理想過ぎて現実味がないと、バカにしてくる人がいるかもしれないけど、けれどね、実際ゆーっくりと想像すると、なんと楽しい事かと、にやけてくる。

一つは万事。一は全。

やってみるといろいろなことが、意外に繋がっていることに驚く。

廃棄する野菜が減るという事は、それだけで、焼却しなくていいから、CO2も減る。

二酸化炭素も削減できる。

ワオっ!

適切に、適度に、適した場所に、適したタイミングで、農薬を最低限使えば、コストも抑えられ、こだわりたい所に力を入れられる。

つまり、こだわったお米を、低コストで提供できる

生産側の準備は整った。

あとは、消費者の方に、どれだけ知って頂くことができるのか。

何を?

環境や循環を大切にした土づくりへの熱意、お米への信念。

どうしても、これだけの価格になってしまう、という、お米そのものの価値。

つまり、お米の適正価格とは?

お米の安い、高いの判断基準。

「お値段以上、二○リ!」

このキャッチフレーズを考えた人は本当に、本質ズバリを言い当てている!

(上から目線ですみません。私の考えのはるか先を行かれている方の言葉)

口ずさむほどに味が出てくる、素晴らしい言葉。

 

「新しいお米の価値を皆さんに紹介することを頑張らなけらば」

ではなく、

「お米本来の価値を見直すきっかけになれるように頑張らなければ!」

大変になるぞ!と自分自身を激励しながら頑張らなければ!

だって、今現在、お米だけの生産販売を専門にしている農家はいったいどれだけ現存しているだろうか?

お米の生産だけではやっていけないから、もちの加工販売、野菜の生産販売と掛け持ちで、なんとか生計を立てている農家が多いではないか。

誰かが、どこかのタイミングで、お米の価値の見直しを訴えかけないと、今後、日本のお米農家の存在が危ういのではないか、と。

そんな、いろいろな想いが錯綜しながらも、その中、誕生した「譲る米」。

ぜひ一度、食べて頂けたらと思いを込めて。

妖精ちゃんからもその想いを込めて。

踊るよ!ゆずるくん♪

踊るよ!ゆずるくん♪

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