ご飯の硬さが一定にならない!とお悩みの方へ。(口では言えないんだけど、家族に怒られるんです!)
ご飯の硬さが一定にならない、とお悩みの方へ。
「あまり口に出しては言えないんですけど、毎日、家族にブーブー文句を言われるんです。私だって頑張って家事やっているのに」
あ、あの、、、口に出して言ってますけど、、、。
冗談のようにも聞こえるけれども、本当に悩まれている方は少なくないように感じます。
「そこまで言うなら、自分でやってよ! 私が評価してあげるから! (゚Д゚)ノ(怒)」
と喉から出そうになるけど、頑張って押さえつけていませんか?
どうせ言っても、もっと後味悪くなるから。
私が我慢すれば、、、。私さえ我慢すれば、、、。
本当に大変だと思います。
毎日お疲れさまです。
日々の営みの中でも、食事というのは、本来楽しみなもので、人生の中でも豊かな時間の一つに入るのではないかと思います。
そんな宝のような時間に、怒鳴られたり、文句言われ続けたりすると、せっかくの時間も、辛く嫌な、ストレスのたまる暗黒タイムへと降格してしまいます。
そんな方へ。
ささやかながら、日々のご飯の炊き方のチェックポイントを紹介したいと思います。
その物理的作業の確認の前に、まず知っておいて欲しいことがあります。
それは、
「人の食感、味覚は、日々変わることが多い」という事です。
人の記憶は案外、あいまいなもので、気にしすぎていても仕方がないという事です。
温かい、寒いも、ちょっとした体調の良し悪しでも変わりますし、温かいものを食べたか、辛い物を食べたか、甘いものを食べたか、イライラしているのか、眠たいか、だけでも変わります。
エアコンの設定温度は同じでも、なんだか今日は暑いな、寒いな、と感じる原因の一つも、ここにありますす。
味覚でも同じです。
日中汗をかいた人は、いつもと同じ味付けの料理を食べても、味が薄く感じますし、
料理している人が汗をかいていたならば、その出される料理も、味が濃くなりやすいです。
「あれ?今日ちょっとくどいな。母上様、体調が悪いのかなぁ。あとでリポDのちょっといいのでも買ってこよう」
ということも皆様あったのではと推測します。
食感も同じです。言ってしまえば、結構、グダグダです。
でも、日ごろ平気で何の気遣いもなく文句を言ってくる人は、
「自分の感性こそ、完璧!」
パーフェクトヒューマンと思っていますから、どうしようもありません。
私なんて、ご飯は芯さえ残っていなければOKです。
流石にお粥状で出てくると、何かは言いたくなりますが、多少ベットリしていても、問題ありません。
案外、お米の品種特性や個性に気づけるからです。
「炊きあがった時は、やらか過ぎかな、と思っていたけど、冷や飯になったらナニコレ?うますぎ!!」
とか発見がある場合もあるからです。
いつもと同じ安定もいいですけど、それは言葉を変えればマンネリ。
時には飽きさせないための変化も大切だと、私は思っていますし、食での大切なポイントだと思っています。
「刺激ある食生活」
大事だと思いませんか。
辛い刺激物を食べることが肝要、という事ではありません。
味の変化、食感の変化、誰とどのように食べるか、その変化と刺激が大切だと思います。
その時その時に変わるあてにならないものが、食感なので、あまり気になされないほうがよいと思います。
もちろん、こんなことを知ったから、何かが変わるわけではありません。
そう分かっているからこそ、つらい。
何ともならないのが、さらに切ない。
だけれども、そんな時に、こういったことを思い出せば、少しでもその心の荷が軽くなるのでは、と考え書いてみました。
さて、本題の「ご飯の硬さを一定にする炊き方のチェック項目」です。
①お米の等級
一等米かどうか。オススメが一等米。
一等米は品質が整っていますので、水の吸収率も均一化されやすい。
欠けたお米や、乾燥のし過ぎで見た目は米粒だけど粉状のもの、中に空気の入っているもの、が多く混じっていると、べちゃっとなりやすい。
②いつも浸水時間は同じか
浸水時間は短すぎたり、長くなったりしていないか。
③炊き方は同じか
メニューをみると、早炊きや、通常炊き、極上炊き、風味炊き、玄米炊きなど色々あるけど、同じもので炊く。
④炊飯時の米の量は同じか
炊飯器によるかもしれませんが、2合炊きや5合炊き時には、味や触感が変わる場合がある。
「3合炊きの時が一番うまい」とか、聞いたことがありませんか。
という事で、この①~④が現実的なチェックポイントかなぁ、と。
もっといえば、
研ぐときの研ぐ回数、水を変える回数、水温、水質などもありますが、ここは基本同じだと思いましたので、除外しました。
それと雪の多い地区の方は、こういう事も知っておいていただくといいかもしれません。
雪が降る時期、梅雨の時期、暑い日が続く時期などは、水道水の塩素の量が増えるように思いますので、塩素の匂いが残りやすいかもしれません。
「最近ご飯の炊きたての匂いが少し変わった」
というのは、もしかしたら水道水の塩素の濃度が関係しているかもしれません。
お米の保管方法も悪いと、お米そのものに匂いがつく場合があります。
そうそう、新米に切り替わる時は、もうしょうがないです。
いつもよりも水を少なめに、と言われますが、炊いてみないことにはわかりません。
お米屋さんの、お米の保管方法によって乾燥具合が異なり、お米の水分量も変わってくるからです。
新米の場合は、一度炊いてみて、べちゃっとしたら水を減らし、硬かったら水を増やす。
これしかありません。
2回目でビシっと硬さがあうのか、3回目でピッタリと好みに合うのかはわかりませんが、やってみるよりほか、ありません。
粒が整っている、一等米の見分け方ですが、お米の販売元に聞いてみるしかありません。
30㎏の紙袋で買われている方は、袋のこの場所に「◎」があるか、確認してみてください。
この弓道の的、みたいな「◎」が最高ランクの一等米の印です。
ということで最後にもう一度まとめておきます。
「ご飯の硬さを一定にする炊き方のチェック項目」
①お米の等級
一等米かどうか。オススメが一等米。
②いつも浸水時間は同じか
③炊き方は同じか
④炊飯時の米の量は同じか
ということで、この記事がお役に立ち、怒られる回数が減ることを切に願っています。
食事はやっぱり楽しくないと!
written by てぃ
こんにちわ。
趣味で野菜を作りたいといろいろと考えています。
そのまま食べても甘いニンジン。
軽く焼いて食べるだけで美味しいピーマン。
だしをかけてレンジでチンするだけで美味しいオクラ。
トロトロの液のでる下仁田ネギ。
とれたてをその場で丸かじりが最高のキュウリ。
そんな思いを巡らしながら日々お米づくりを勉強しています。
「もっとお米のことを考えろっ!」!って叱られそうですが、
美味しい野菜と、美味しいご飯の組み合わせって、最高の栄養源、元気の源って感じがしません?
そんな私が、日常の日々の中で見たこと、思ったことなどを皆さんにご紹介させて頂ければなぁと思っています。
こうやってお米って作られるんだぁ、農家の人っていっつもどんな事してるんだろう?
へー、こんなこともしてるんだぁ!
そういう新たな一面というか、そういう驚き?のきっかけになって頂けたらと思います。
これからもよろしくお願いします。
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