「譲る米」農薬の使用は少ないの?「生まれた我が子に離乳食として食べさせられる安全なお米を!」
「譲る米」は、農薬を極力抑える栽培方法にしました。
弊社の、自然栽培米、農薬を使わないこしひかり、特別栽培米、慣行栽培のいいとこ取りをできないのか、と考えました。
もともと、「今年(令和2年)生まれた我が子の離乳食にも安心して食べさせられるお米を!」という思いも込めて栽培を企画・始動しましたので、どなたでも安心して召し上がって頂けます。
以下が除草剤の使用目的と使用した時期、ご安心頂ける理由です。
【除草剤(農薬)の仕様時期】(参考:令和2年度産 田植えは5月19日、稲刈りは9月20日)
水田内の、田植え時に使用する除草剤は、最初の1ヶ月の雑草対策のためですので、その後は除草剤としての役割を終えます。
(それどころか、最初の一週間の水管理を誤ったり、土の表面に直接紫外線が当たったりすると、除草剤としての効果がなくなるようなものを使用しています。だから特に田植え後一週間の水管理は特に気をつかいます)
令和2年度産には、6月の上旬にヒエ対策の除草剤を使用していますが、来年度ヒエが生えてこなければ使用しません。
畦畔除草は、畦畔の雑草にかけるためのものなので、水田内にまくものではないので、稲に触れず実るお米に影響を与えません。
なんと、驚くことに「譲る米」は、水田内で4回しか農薬を使用しておりません!!
しかも田植え後、3週間以内でです。
どれだけスゴイ事なのか、石川県の慣行栽培と特別栽培米の農薬の使用回数と比較します。
「譲る米」は、特別栽培米の基準の半分以下です。畦畔の除草剤(農薬)の回数を入れても8回です。それでも特別栽培米の基準を下回っています。(上記表にある石川県の特別栽培米の数値は令和2年12月末時点のものです)
このように極力農薬の使用を抑えて栽培されたものが、「譲る米」です。
そのため、環境への負担はもちろん、土への負担も軽減でき、次世代に良い状態の生きた土を継承してゆけると信じています。
※「田植え時に3回も農薬を使っているの?」と思われるかもしれませんが、ここはややこしいところで、表現は「回数」なのですが、実際は使用した農薬に含まれる成分の数によりますので、現場では一種類の除草剤を一度しか使用していないのですが、表記の上では「3回」といういうことになります。数だけ見ると多いように感じますよね。
※特別栽培米において、畦畔の除草剤をカウントするかどうかは、その都道府県により異なるようです。石川県ではカウントされません。ここもややこしいと感じるところです。
written by てぃ
こんにちわ。
趣味で野菜を作りたいといろいろと考えています。
そのまま食べても甘いニンジン。
軽く焼いて食べるだけで美味しいピーマン。
だしをかけてレンジでチンするだけで美味しいオクラ。
トロトロの液のでる下仁田ネギ。
とれたてをその場で丸かじりが最高のキュウリ。
そんな思いを巡らしながら日々お米づくりを勉強しています。
「もっとお米のことを考えろっ!」!って叱られそうですが、
美味しい野菜と、美味しいご飯の組み合わせって、最高の栄養源、元気の源って感じがしません?
そんな私が、日常の日々の中で見たこと、思ったことなどを皆さんにご紹介させて頂ければなぁと思っています。
こうやってお米って作られるんだぁ、農家の人っていっつもどんな事してるんだろう?
へー、こんなこともしてるんだぁ!
そういう新たな一面というか、そういう驚き?のきっかけになって頂けたらと思います。
これからもよろしくお願いします。
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