No.305  2021.02 まだまだ寒い日が続きます

暦の上では立春が過ぎましたが、まだまだ寒い日が続きます。日本海側のあちこちから雪のニュースが聞かれます。ここ石川県も雪が降っています。

「北陸」といえば「雪国」というイメージがありますよね。石川県を含め北陸は雪が多く降る地域ですが、年々減少しています。少なくなってきっているとは言え、雪が少ない地域の人から見ればやはり雪国かもしれません!

雪かきは大変だし、雪道の運転も怖い…けれどそんな雪ですが、積雪のおかげで、害虫をはじめ、虫が越冬できず、暖かい地方に比べると、イネにつく虫の数が少ないといわれています。また、雪解け水が豊富でその水が田を潤し、おいしいお米が育まれます。

また、春先の山の残雪の模様を動物や物に見立てたものを「雪形」といい、その形から農作業の目安としたり、豊凶の占いなどとして利用されてきました。雪国ならではの先人の知恵ですよね。

春が待ち遠しい今日この頃ですが、もうしばらく「なごり雪」を楽しみたいと思います。

 


寒いはずですね。軒先につららが。今日はこれ以上成長することはないと思われますが、青空にちらつく雪、つらら、、、冬ですね。

ここで一句、

透ける青 きらりと光る つららかな

なんてね。ふっと一句できました。