スッポンも迷っちゃう!?
昨年の12月の上旬に、もみ殻の中にもぐって出てこなくなった、スッポンのマカ(♂)とロニ(♀)ちゃん。
どうしてこんな名前かというと、マカロニを食べるから、、、。
そのまんま、なんですが。
この2匹、始業の1月8日に見てみると、もみ殻から抜け出し、水に潜った形跡が、、、。
その後、1月15日くらいに覗いてみても、また水に潜った形跡が、、、。
ありゃりゃ。
冬眠してたんじゃなかったの?
まぁ、生きていることが分かったので一安心。
そのまま冬眠してそのまま目覚めなくなるスッポンもいると聞いたことがあるのでほっと一息。
雪も積もらず寒くなりきらず、暖かい日もあったりで、流石のスッポンも、そのまま冬眠し続けるべきか、起きるべきか、迷っているのかも、、、。
どうやらあの熊でさえ冬眠しない個体が存在するとか、、、、。
米作りでは、雪が積もらないと、その年のお米に病気が出やすかったり、虫が出やすくなったり、雑草が茂ってしまう、と言われたりしてるのを聞いたりします。
私個人としては、そういう話を聞くと、何かそういうデータがあるのかなぁ、などと思ってしまうのですが。
あ、これは聞かなかったことにしてください。
あくまで個人の意見です。
仮にそれが本当だとすれば、今土の中では、スッポンのように、病気の原因の悪い菌や、虫の卵や、雑草の種などが、冬を越せるか、越せないか、モヤモヤと葛藤しているのではないかと、想像しています。
雪が積もると大変です。
でも、
降らな過ぎても困ります。
「ちょうどいいのがちょうどいい」
とは言ったものですが、
ちょうどいいのが一番難しい、ようにも感じます。
でもどれだけ悩んでみても、米作りはなるようにしかなりません。
だってこれだけ科学が進んでも、天候には勝てませんし。
あとは、できる時にできる事を最善を尽くしてやるだけです。
そうやってできたものが、その年のお米の味になるのだと、私はそう思っています。
それこそ百姓の腕の見せ所です。
そう思うと今年は、どんな味のお米がとれるのだろうか?
と、今から楽しみになります。
色々な食べ物がありますが、その中でもお米は丸裸にされる食べ物だと思っています。
「丸裸」とはどういうこと?
お米を食べる時は、至ってシンプルです。
水を入れて炊くだけ。
米そのものの、すっぱだかの素の味が分かります。
アキラ100%のようにその一部でも隠すことはできません。
素っ裸の味がばれてしまいます。
食べて頂く方に対しては、お米は常にすっぽんぽん!なんです!
(ようやくこれが言えた!これを言うためにタイトルや冒頭にスッポンの話をもってきたのですから。回収できてホッとしています)
だから私たちは、誠心誠意お米と向き合っています。
向き合い続けていくのが、お米作りだと思っています。
ですので、お客様には、毎年毎年のお米を食べ比べて、その年ならではの味を楽しんで頂ければと個人的に思います。
私のお米の楽しみ方の一つです。
今年もよろしくお願いいたします。
written by てぃ
こんにちわ。
趣味で野菜を作りたいといろいろと考えています。
そのまま食べても甘いニンジン。
軽く焼いて食べるだけで美味しいピーマン。
だしをかけてレンジでチンするだけで美味しいオクラ。
トロトロの液のでる下仁田ネギ。
とれたてをその場で丸かじりが最高のキュウリ。
そんな思いを巡らしながら日々お米づくりを勉強しています。
「もっとお米のことを考えろっ!」!って叱られそうですが、
美味しい野菜と、美味しいご飯の組み合わせって、最高の栄養源、元気の源って感じがしません?
そんな私が、日常の日々の中で見たこと、思ったことなどを皆さんにご紹介させて頂ければなぁと思っています。
こうやってお米って作られるんだぁ、農家の人っていっつもどんな事してるんだろう?
へー、こんなこともしてるんだぁ!
そういう新たな一面というか、そういう驚き?のきっかけになって頂けたらと思います。
これからもよろしくお願いします。
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